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【桜宮高2自殺】入試中止案「僕は受験生のことを考えている」と強気の橋下市長に批判殺到 広がる波紋
大阪市立桜宮高校バスケットボール部主将の自殺問題に絡んで、橋下徹市長が提案している体育2科の「入試中止」に対する各方面からの反発が止まらない。それでも橋下市長は16日、「生徒が死んだ。越えてはいけない一線を越えたから、高校の伝統を断ち切る」と改めて中止の必要性を強調。「僕は受験生のことを考えて判断した」と話すが、在校生も「やり過ぎだ」と訴えた。
普通科定員増で対応?
桜宮高校体育科とスポーツ健康科学科(定員計120人)の入試を中止することに伴う混乱を抑えるため、橋下市長が示しているのが、普通科の定員を120人増やす対応策だ。
しかし、体育系2科と普通科ではそもそも受験科目数や配点が異なる。体育系2科は国・数・英(各50点)の3科目に運動能力検査などの実技試験(計150点)が加わるのに対し、普通科は前期なら国、数、英(各70点)の3科目に小論文が、後期なら3科目に理、社(同)の2科目が加わる。
しかも、体育系2科の入試は2月20、21日と約1カ月後に迫っており、教育関係者は「受験対策が間に合うわけがない」と憤る。
(次ページ)入学できても困難…どうする「単位」
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