Japanese Only / Last Modified Oct 17,1997.



ゲーム開発者の受難

ゲーム開発をやっていると、少なからず肉体的、精神的に追いつめられます。
過度のストレスにさらされた人間(ゲーム開発者)はどうなるのでしょうか。



壮絶なる最後

(たしか...)K社のゲームプログラマーの場合


「うわぁぁぁぁぁ!」
仕事中(夜中)に突然、プログラマーが絶叫した。
仲間が視線をやると、 そこには顔面の穴という穴からを吹き出しながら
死にゆくプログラマーが...

感想:「脳の血管でも切れたんでしょうか...」


かく言うオイラも仕事中に倒れて病院に運ばれた事があります。
業務用のゲームを開発していた時の事です。上からの通達で二日がかりで仕様変更しました。 チェックも終わり「よっしゃ、これで文句なかろう!」というその時(なんというタイミング!) 再び、凄く偉い人と営業の偉い人がやって来て
「やっぱ、こーしてくれる?」.....

「うおーーーーーー!」
そして、 ゲームを目の前にして三人で論議していた時です...
「おや、部屋が暗いなぁ... なんで二人の声にエコーがかかってんだ?」と思っていると、 アブラ汗が吹き出てきて、吐き気がしてきた。
「やばい、脳への酸素供給が正常に 行われていないのでは?!」
立っていられなくなったので仮眠室で横になっていたのだが、 ひどくなる一方だ。「ひょっとして頭の血管が切れたか?」「俺、このまま死ぬのか?」 と不安になったので病院に搬送してもらいました。

病院で点滴を受けたら良くなったんですけどね。
いやー、始めて死を覚悟したひとときでした...



これがホントのシューティング?

ファミコン版グラディウ○の開発者本人から聞いた話


なんでも沢山売れ残ったそうな。
当時○ラディウスといえば人気シューティングゲーム。
しかし、予想通りにハケなかった。生産量の設定を誤ったのか?
(おいらは発売と同時に買ったけど、しばらくして千円以下で売ってるのを見て不思議に思ってた)

そして、その人は偉い人に呼ばれて、お叱りを受けたそうな。
しかし、 それだけでは偉い人の気が納まらなかったのか、その会社のしきたりなのか、 机に山積みにされたROM基板(カセットの中身ね)を彼めがけて投げつけたのだ。
そのエネルギーを得たROM基板は彼の額を割り出血 させるに至った。

そして彼は退社した...

感想:「額の傷は消えてたけど、その人怒ってました」



ステキな設備

注意:現在の事ではありません!


そのステキなビルには、社員のためのサウナ、スポーツジム、ステキな宿泊施設なども完備してあると雑誌で紹介されていた。写真で見るとまるでどこかのホテルみたい。
オイラたちは、「うわー、あそこの開発っていいなぁ!」などと言っていたものだ。
しかし実際は、徹夜明けで疲れ果てた開発の人間がシャワーを使おうとすると偉い人

「この施設はオメーらが使う為に造ったんじゃねぇんだよ!」

(ほんとは関西弁で)

感想:「やっぱりね」。あと、実はボコボコにされたって話だが...



監禁


「J社の開発室って地下にあって窓が一つも無い」とか、
「開発室のドアは外側からカギが掛けられる」とかって
昔、聞いた事あるんスけど...本当のところどうなんスかね。


感想:「突然消える開発者っているからね。気持ちはわかるケド...」





深刻なる健康被害


うひょー!
64の開発者が胃に大穴を開けた挙げ句、血を吐いてぶっ倒れたナリ。
即入院。即胃カメラ。即点滴。即精密検。即剃毛。即授乳。
ってゆうか剃毛はしねぇか。ぶふふー。
ってゆうか、ってゆうか授乳もねぇか。バブバブー。

ちなみにボクちん、その彼といっしょに仕事した事はなかったけど
今思えば、なんか神経質そうなカンジの人間でしたな。よく知らんケド。
やっぱゲーム開発は図太く行かなければ持たないんじゃないでしょうか。
大バク出しても「がははー!」ってなカンジで。
とにかく、こんな仕事で死ぬのはカッチョ悪いのでホドホドにしとこうぜ、
正味のはなし。毛が抜けるのもなんだしな。

感想:「人間、健康が一番ですな」






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