道内
ドカ雪 JR運休続く 札幌―旭川など149本 バス、空の便も
(01/04 11:51、01/04 14:50 更新)
連日の運休で運転再開を待つ乗客で混雑するJR旭川駅の待合室=4日午前9時20分(小川正成撮影)
道内は4日も冬型の気圧配置が続き、石狩北部や南空知、宗谷北部では強い雪雲の影響で大雪となった。JRでは前日からの暴風雪の影響で除雪が追いつかず、始発からダイヤが大幅に乱れ、午後0時半現在、札幌―旭川間などの特急列車35本を含む149本の運休が決まり、約1万5千人に影響が出ている。
札幌管区気象台によると、4日正午までの24時間降雪量は、稚内市80センチ、宗谷管内豊富町51センチ、石狩管内新篠津村44センチ、岩見沢市39センチなど。
JR北海道は3日から除雪を続けているが、岩見沢や深川周辺の降雪量が多いため作業が追いつかず、札幌と旭川、稚内、網走を結ぶ特急列車35本と、全区間終日運休となった留萌線など普通・快速列車114本の計149本の運休を決めた。
道警交通管制センターによると、4日正午現在、高速道路は道央道の札幌―美唄間など2路線2区間、道道は2路線2区間が通行止めになっている。
この影響や雪による視界不良のため、札幌と岩見沢、滝川、留萌、旭川などを結ぶ都市間高速バスは4日午後0時半現在、運休が続いている。
札幌―紋別、遠軽、名寄間の都市間高速バスは終日運休が決まった。
空の便は稚内、函館の悪天候のため正午までに新千歳と稚内、函館、函館と丘珠を結ぶ計4便が欠航、または欠航を決めた。<北海道新聞1月4日夕刊掲載>
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