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道内きょう大荒れ JR留萌線なお全線運休

(01/05 23:09、01/06 08:59 更新)

 道内は5日、上空に寒気が入り込み、十勝管内陸別町で氷点下30・2度を記録するなど、内陸部を中心に今冬一番の冷え込みとなった。風雪は和らいだものの、JRは除雪が追いつかなかったことなどから留萌、宗谷、函館、室蘭の各線の計41本が運休。Uターン客ら約700人に影響が出た。

 JR留萌線は大雪のため3日以降、全線が止まったまま。ただ、都市間バスは4日に沿岸バス(留萌管内羽幌町)の豊富―札幌間、5日に北海道中央バス(小樽市)の留萌―札幌間が運行を再開した。バスで札幌の親類宅に向かった留萌市の会社役員、川上康博さん(62)は「バスが動いていてくれて良かった」と話した。道警交通管制センターによると6日午前0時現在、雪の影響で高速道路は深川留萌道沼田―留萌幌糠間が通行止め。

 低気圧が北海道付近を通過する影響で、道内は6日昼にかけて、日本海側を中心に再び暴風雪に見舞われる見通しだ。札幌管区気象台は6日午後6時までの24時間降雪量が日本海側で50センチ、最大風速が日本海側の陸上で18メートルに達すると予想。

 JR北海道は6日も、除雪作業の遅れなどから、留萌線の全18本と函館線深川発旭川行きの普通列車1本の運転を見合わせるほか、宗谷線稚内―南稚内間の特急・普通の16本を部分運休するなど、少なくとも計35本を運休する。

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