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JR留萌線の豪雪運休、異例の5日間 深川―留萌、きょうにも再開

(01/08 00:56、01/09 13:23 更新)

ごう音を立て線路上の雪を取り除く排雪車=7日午後7時ごろ、JR深川駅(国政崇撮影)

ごう音を立て線路上の雪を取り除く排雪車=7日午後7時ごろ、JR深川駅(国政崇撮影)

 【留萌】大雪の影響で3日から運休が続くJR留萌線(約67キロ)で、JR北海道は7日、深川―留萌間(約50キロ)の除雪作業を行った。同区間は8日午後に運転再開する見通しだが、手つかずの留萌―増毛間の復旧は遅れそうだ。

 JR北海道によると、7日までの5日間で普通列車計94本が運休し、影響人員は1日当たり約200人。雪による不通としては異例の日数という。

 7日夕に除雪作業が行われたJR深川駅では、排雪車が車両前部に付いたロータリーを回転させながら、線路上の雪をかき集め、ごう音を立てながら十数メートル先に吹き飛ばした。

 一方、JR増毛駅(留萌管内増毛町)では、ホームの一部が除雪されているだけ。積雪は深いところで1メートル前後に達しており、線路部分とホームは同じ高さになっていた。

 札幌管区気象台によると、空知北部や留萌地方は2日から断続的に雪が降り続き、7日午後8時現在の深川市の積雪は120センチ、留萌市は83センチと例年の約2倍に達している。<北海道新聞1月8日朝刊掲載>

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