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大気汚染都市ワースト10のうち、7都市は中国に―本日の中国TOPニュース

配信日時:2013年1月15日 16時58分
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15日、中国では北京市を中心としてこの数日間にわたり、重篤な空気汚染が発生している。最新の報告では、大気汚染指数で世界ワースト10に列挙された都市のうち、中国から7都市がランクインしている。写真は13日、北京市で大気汚染改善を訴えたパフォーマンスアート。
2013年1月15日、中国では北京市を中心としてこの数日間にわたり、重篤な空気汚染が発生している。経済参考報の報道。

13日、北京市では有害物質を含む濃霧によって、大気汚染指数が世界保健機関(WHO)の指導基準の35倍を記録した。国内外メディアによって大々的に伝えられた重篤な環境汚染のニュースに、中国環境保護部は14日、火力発電所・製鉄工場・コンクリート生産工場に向け、二酸化硫黄と窒素酸化物の排出抑制を通達。工場排気を中心に、施工現場や自動車など大気汚染の原因撲滅に向けて注力する旨を発表した。

同じころ、アジア開発銀行と清華大学は共同で「中華人民共和国国家環境分析」と題した報告書を発表。これによると、中国国内の500都市で、WHOの定める基準を満たす都市はわずか1%にも満たず、そのほかは全て、基準を超えた大気汚染が確認されている。また、大気汚染指数で世界ワースト10に列挙された都市のうち、中国から7都市がランクインしている。

その10都市は、北京市、重慶市、太原市(山西省)、済南市(山東省)、石家庄市(河北省)、蘭州市(甘粛省)、ウルムチ市(新疆ウイグル自治区)、ミラノ(イタリア)、メキシコシティ(メキシコ)、テヘラン(イラン)だった。(翻訳・編集/愛玉)
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