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ガソリン価格8か月ぶり150円台
1月17日 15時23分

円安傾向が続き原油の輸入価格が上昇したことから、レギュラーガソリンの1リットル当たりの全国平均小売価格は6週連続で値上がりし、8か月ぶりに150円台となりました。

資源エネルギー庁の委託を受けた「みずほ総研」の調査によりますと、今月15日時点のレギュラーガソリンの1リットル当たりの全国平均小売価格は、先週より1.2円値上がりして150円ちょうどとなりました。
値上がりは6週連続で、150円台となるのは去年5月の調査以来、8か月ぶりです。
これは、国際的な原油価格は横ばいで推移しているものの、このところの円安傾向で、ドル建てで取り引きされる原油の日本への輸入価格が上昇したことによるものです。
この6週間でレギュラーガソリンの価格は4.5円上がったことになります。
また、灯油の店頭の小売価格は、寒さが続いて需要が増したこともあって18リットル当たりで1759円と、先週よりも39円上昇して7週連続の値上がりとなりました。
調査担当者は「ガソリンなどの小売価格は当面、外国為替市場での円相場の先行きに左右されるとみられる」と話しています。

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