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9年ぶり白黒縦じまユニ復活!アウェー用で採用…神戸

2004年11月7日、鹿島戦でゴールを決めた神戸・三浦(左)に駆け寄る播戸

 J2神戸が今季、9年ぶりに白黒の縦じまユニホームを復活させることが16日、分かった。アウェーで使用するセカンド・ユニホームに採用される。チームカラー自体は現行のクリムゾンレッド(えんじ)から変更されないが、J2とは無縁だったチーム創立からの10年間、身にまとった懐古ファッションの“解禁”で、1年でのJ1復活を目指す。

 神戸に“不屈の時代”がよみがえる。95年の創立から10年、ユニホームは「ビアンコ・ネロ(イタリア語で白・黒)」と呼ばれるセリエAの強豪、ユベントスを模した縦じまを採用していた。しかし04年、楽天グループが営業権を取得。三木谷浩史オーナー(47)の強い意向で、翌05年から楽天の企業カラーであるクリムゾンレッドに変更した経緯がある。

 しかしサポーターにとって縦じまは、創立年のチーム始動日に発生した阪神・淡路大震災を乗り越えた象徴のカラー。「ユニホーム変更反対」の嘆願運動を展開し、1万7000を超える署名も集めた。クラブ側は折衷案としてエンブレムにゼブラ模様を残したが、一部サポーター団体はクラブと決別。現在に至っても多くのファンが旧デザインの復活を願っていた。ホーム用は従来通りクリムゾンレッド一色だが、アウェー用は昨年までの白を基調(ズボンは黒)としたものからの変更が実現した。

 “縦じま時代”は不屈の10年間だった。ホームタウンの震災復興と歩みをともにして、97年にJFLからJリーグ昇格。さらに2部制になった99年以降、いずれもJ1で2ケタ順位だったといえ、J2降格を食い止めた。01年からは元日本代表FW三浦知良(45)が加入(05年途中に移籍)。ラストイヤーの04年には、02年日韓W杯で国民的人気を博した元トルコ代表FWイルハン・マンスズ(37)もプレーした。

 95年途中から97年までDFとして在籍した元監督の和田昌裕副社長(47)がまとった伝統のストライプ。今季、神戸U―18からトップチームに昇格した三男のMF倫季(ともき、18)が着用することで、黎明(れいめい)期からのファンから、さらなる注目を集めそう。古き良き時代の粘り強さを再び身につけた神戸が、J2をワンシーズンで卒業する。

 ◆楽天とクリムゾンレッド 会長の三木谷浩史オーナーが卒業した一橋大と米ハーバード大大学院のスクールカラーは、いずれもクリムゾンレッドと呼ばれるえんじ色。企業カラーは思い入れの深い同色に統一されており、神戸の運営会社名も「クリムゾンフットボールクラブ」となっている。05年、プロ野球に新規参入した東北楽天ゴールデンイーグルスのチームカラーも同色を採用した。

(2013年1月17日09時30分  スポーツ報知)

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