◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
アルジェリア南東部イナメナスでプラント建設大手、日揮(本社横浜市)の日本人駐在員らが拘束された事件で、国際テロ組織アルカイダ系のイスラム武装勢力は16日夜(日本時間17日未明)、米国人7人を含む外国人計41人を人質に取ったとし、人質の国籍は9~10か国にわたると主張した。モーリタニアの通信社が声明を伝えた。
旅客機乗っ取りなどを除けば、被害者が多数の国籍にまたがる異例の人質事件。武装勢力は人質の安全と引き換えに、隣国マリの内戦に介入したフランス軍の作戦停止を要求しており、事件はアルカイダ系勢力と対決してきた欧米全体を巻き込む様相となった。
日本政府は17日午前、官邸に対策本部を設置、初会合を開催、安倍晋三首相は訪問先のハノイで「断じて許すことはできない」と強調した。外務省は欧州訪問中の城内実外務政務官を同日中にアルジェリアに派遣する。
武装勢力はガス田施設を占拠、アルジェリア治安部隊に包囲されているが、強行突入すれば人質全員を殺すと脅迫。武装勢力は「覆面旅団」を名乗り、マリのイスラム過激派を攻撃するフランス軍機の領空通過をアルジェリアが認めたことへの報復と主張した。
ロイター通信によると、現場で配膳事業を行うフランス企業関係者は「欧米人らは隔離された場所で拘束され、縛られている」と明らかにした。
フランスのメディアによると、人質のフランス人の一人が16日夜、電話で、一部の人質の体に爆発物の付いたベルトが取り付けられたと話した。
日本人の人質についてロイターは5人と伝えたが、自民党幹部は日本政府側の説明として3人の可能性に言及した。またロイターは英国人やフランス人を含む3人が死亡したと報じた。
アルジェリアのウルドカブリア内相は犯人側との交渉を全面拒否。フランス軍は16日もマリでの作戦を続け、攻撃を緩める兆候はない。
ウルドカブリア氏は犯人グループが約20人で、最近まで「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織」(AQMI)に属していたアルジェリア人、ベルモフタール元幹部が率いていると述べた。(共同)
クリントン米国務長官は16日、アルジェリアのセラル首相と電話会談、米国人保護を要請したもようだ。ノルウェーのストルテンベルグ首相は16日、人質にノルウェー人13人がいると明かした。(共同)
(2013年1月17日13時51分 スポーツ報知)
国内最大規模の携帯ニュースサイト。スポーツニュース速報のほか、旬の社会、芸能ニュースも満載。月額84円(税込)
巨人軍公式サイト。待ち受け画像や注目の選手情報など、シーズンオフも必見。「NEWS読売・報知」の全コンテンツも利用できて月額210円(税込)!
翌日朝掲載の釣果情報を当日夜に配信。厳選した指定船宿と協力店からの正確な情報や、船宿の自慢料理・仕掛けなど、実用的なメニューもご用意。月額210円(税込)
携帯初の競輪予想情報。グランプリやダービーはもちろん、関東・南関東を中心に各レースを徹底予測。月額210円(税込)