【2013年 米女子ツアーに挑む女たち(1)】藍は今年「メジャーを勝っていない最後の大物」という代名詞を返上できるのか。2013年の米女子ツアーは宮里藍(27=サントリー)、宮里美香(23=NTTぷらら)の“W宮里”に加え、日本ツアー通算13勝を誇る有村智恵(25=日本HP)が参戦。さらに上田桃子(26)、上原彩子(29=モスフードサービス)と最強の5人が揃う。中でも藍には最大のチャンスが到来。新メジャー「エビアン選手権」の前身大会で過去2勝を挙げているからだ。
13年も「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」(POY)を目標に掲げる藍だが、これを達成するにはメジャー制覇がぜひとも必要だ。
昨季のPOYランクベスト10でメジャー勝利がないのは7位の藍と9位の美香のみ。世界ランクトップ10でもW宮里のみタイトルがない。特にツアー8年目となり、ベテランの域に入ってきた藍は「メジャーを勝っていない最後の大物」という存在になりつつある。
こんな代名詞を打ち消すのに格好の舞台が、今年昇格し第5のメジャーとなる「エビアン選手権」(9月12~15日=フランス、エビアン・マスターズGC)だ。
藍は前身の「エビアン・マスターズ」で09年に米ツアー初勝利を飾り、11年大会でも通算7勝目を挙げている。開催時期がこれまでの7月から9月へと変更になるが、コースが変わらないのは大きなメリットだ。飛距離とパワーで劣り、ショットの正確性とパッティングで勝負する藍は、どんなコースでもV争いできるタイプではない。その分、相性のいいコースでは安定した結果が期待できる。
課題があるとすれば精神面だろう。昨年は4月「ロッテ」と7月「アーカンソー」で2勝を挙げ「最低限の目標は達成できた」とする一方でその後予選落ちが2回あった。「中盤~終盤にかけてギアチェンジできなかった。もうひとつ爆発力に欠けた一年」と反省した。
しかし今年は「クラフト・ナビスコ選手権」「全米女子プロ」「全米女子オープン」「全英女子オープン」に加え、9月に「エビアン」ができたことでモチベーションも保てる。この試合にうまくピークを持ってこられれば、1977年に「全米女子プロ」を制した樋口久子以来となる日本人2人目のメジャー勝者になる可能性は高い。次いでチャンスがありそうなのが「全米女子プロ」。10年に3位に入っており、同じローカストヒルGC(ニューヨーク州)で開催された08年の「ウェグマンズ」も6位と相性がいい。
今季は同じ沖縄出身の上原と、東北高の後輩の有村も米ツアーに加わり「お互いに刺激し合って、今までで一番楽しいシーズンになる」。プロ10年目という節目の年に仲間も増え、メモリアルイヤーにするお膳立ては整った。
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