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2013年1月15日(火) 東奥日報 ニュース



■ 前川建築の魅力 市民ら実感/弘前

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仲邑さん(中央)の解説を聞きながらホールを見学する参加者
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 弘前市民会館(田村嘉基館長)は14日から、改修工事のため約1年間の休館期間に入った。11日には同館の建築見学会「弘前市民会館50歳プレお誕生会」が開かれ、市民約150人が専門家の説明を聞きながらホールやホワイエ、舞台裏などを見学。近代建築の巨匠・前川國男が設計した同館の魅力に触れた。

 1964年に完成した市民会館は、来年50周年を迎える。リニューアルを前に市民に魅力を知ってもらおうと見学会を開き、同館の設計に携わった前川の直弟子の仲邑孔一さん(東京都)と、同市の建築家前田卓さんが案内役を務めた。

 仲邑さんは「市民会館は客席や舞台だけでなく、ホワイエを有効に使えるように考えられている。前川建築には人を楽しませる工夫がある」などと解説し、参加者が熱心に聞き入った。

 解説の合間には、同市出身のケーナ奏者岩川光さんとアコーディオン奏者佐藤芳明さんがホワイエや客席などで演奏し、参加者がそれぞれの場所で異なる響きを楽しんだ。重さ4.5トンの巨大な音響反射板を舞台に設置する体験も行われた。

 友人同士で参加した同市の主婦加藤清美さん(55)と工藤真理子さん(62)は「建築に音の反響などいろいろな考慮がされていることを知ってすごいと思った」と話していた。

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