経済自賠責の赤字は1400億円 金融庁審議会で試算公表 4月から値上げへ2013.1.9 10:59

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自賠責の赤字は1400億円 金融庁審議会で試算公表 4月から値上げへ

2013.1.9 10:59

 金融庁は9日、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の値上げに向けた審議会を開き、損害保険料率算出機構が平成24年度の収支見込みが1443億円の赤字になるとの試算を公表した。17日開催の次回の審議会で、今年4月からの値上げが決まる見通しだ。

 自賠責保険は23年度に平均で11・7%の値上げを実施しており、2年ぶりの値上げとなる。今回の値上げ幅は15%前後が見込まれる。

 自賠責保険の収支は、保険金の支払い増加などにより悪化した。値上げしない場合は25年度も1400億円規模の赤字が続く見通しだ。

 自賠責保険は、事故で重い障害が残った場合には最高4千万円、死亡した場合には最高3千万円の保険金が支払われる。

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