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拘束のフランス人“人質の体に爆発物”
1月17日 11時8分

アルジェリアで天然ガスの関連施設がイスラム武装勢力に襲撃された事件で、フランスのテレビ局は、拘束されているフランス人に電話でインタビューし、この男性は、日本人やイギリス人とともに拘束され、一部の人質の体には爆発物のついたベルトが取り付けられたと証言しました。

フランスのニュース専門テレビ局、フランス24は、16日、アルジェリア東部のイナメナスにある天然ガスの関連施設でイスラム武装勢力に拘束されたフランス人男性に電話でインタビューしました。この中で、フランス人の男性は「武装グループは、施設内の2か所を同時に襲撃し、施設で働く人たちを1か所に集めた」と話しました。
そのうえで、イギリス人や日本人、フィリピン人、それにマレーシア人とともに拘束されていると証言しました。
また、武装グループは、アルジェリア軍の突入をけん制するため、一部の人質の体に、爆発物のついたベルトを取り付けたということです。
フランス24では、この証言を伝える一方、その内容については武装勢力に強要された可能性も否定できないとしています。

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