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夕張が剥製6百体譲渡 国立科学博物館で公開

夕張市が国立科学博物館に無償譲渡した剥製=2012年12月17日、茨城県つくば市(国立科学博物館提供)

 財政再生団体の北海道夕張市で閉館中の「知られざる世界の動物館」からホッキョクグマやクロヒョウ、アジアゾウなど641体の剥製が国立科学博物館(東京都台東区)に無償譲渡され、一部の公開が始まった。
 動物館が1983年、開館するのに合わせ、夕張市が大分市の鳥獣館「フォーナランド」に展示されていたものなどを総額約9600万円で購入した。動物館は夕張市の財政破綻後の2008年に閉館し、解体される予定。
 ベンガルトラなど約70体の剥製は、希少種の保護を定めた「種の保存法」で一般への売買や譲渡などが禁止されており、国立科学博物館が引き取りを申し出た。


2013年01月16日水曜日


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