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不審火関与疑いの警官 自殺か
1月17日 0時16分

去年11月に奈良市で相次いだ不審火に関わった疑いがあるとして、警察から任意で事情を聞かれていた奈良県警察本部の30代の巡査部長が16日、自宅で死亡しているのが見つかり、警察は、現場の状況などから自殺とみて調べています。

去年11月、奈良市の半径1キロほどの範囲で、駐輪場に止めた自転車を覆うカバーが焦げたり、マンションのゴミ置き場のゴミ袋が焼けたりするなど、およそ5時間半の間に6件の不審火が相次ぎました。
警察が、連続放火の疑いがあるとみて捜査したところ、このうち複数の現場の周辺で奈良西警察署の30代の巡査部長の所有する乗用車が目撃されていました。
警察は、巡査部長が関わった疑いがあるとみて任意で事情を聞くなど捜査を進めていましたが、16日午前9時ごろ、巡査部長が自宅で倒れているのを家族が見つけ、その後、死亡が確認されました。
警察は、現場の状況などから自殺とみていきさつなどを調べています。
巡査部長は去年春ごろから病気を理由に休職していて、警察によりますと、先月の任意の事情聴取に対し、当日、現場に行ったことは認めたものの、火をつけたことは否定していたということです。

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