三浦ファミリー勢ぞろい！？

　俳優三浦友和（６０）と百恵さん（５４）＝旧姓山口＝夫妻の長男で歌手の三浦祐太朗（２８）が１６日、東京・赤坂のユニバーサルミュージックで会見を開き、２〜４月に全国を回る主演舞台「旅立ち〜足寄より〜」への意気込みを語った。

　歌手松山千春（５７）が２３歳のときに書き下ろした自伝的小説の舞台化で、昨夏の東京公演が好評だったため、キャストや脚本、演出を変えての再演が決まった。三浦と俳優逸見太郎（４０）は続けて出演する。

　ギターを手に弾き語る場面があり、初演のとき松山から「絶品だった」と称賛された三浦は、「千春さんにも人間くささ、弱さ、情けなさが絶対にあると思う。意識して描いていけたら」とさらなる高みを見つめた。

　両親は「私たちが行くと混乱させてしまう」と、初演時はあえて観劇しなかったという。共演の俳優金子昇（３８）が「ぜひ見に来ていただきたいですね！」と明るく話すと、三浦も「東京公演も３日ほどあるので、時間があれば…」と控えめに来場を希望した。同じく前回は見に来なかった弟の俳優三浦貴大（２７）も「今回は行こうかな」と話しているそうで、報道陣が「一家がそろいますね」と聞くと「来てくれるといいな、と思ってます」と照れていた。

　２月１９日に名古屋市芸術創造センターで初日を迎える。２３日に大阪市のサンケイホールブリーゼ、２６日に福岡市のももちパレス、と全国を回り、４月３日に札幌市の道新ホールで千秋楽を迎える。他の出演は女優宮本真希（３５）、２人組フォークユニット「ワカバ」ら。