チェルノブイリへのかけはし

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保養の効果について

1月 15th, 2013 · 3 Comments

コメント欄で、保養の効果について、家族を説得するための資料がほしいということで、5日間ぐらい、このブログに掲載します。転送はしないでほしいです。ご縁のある方だけに。
というのは、このようなデータの存在、そのものが、問題行為で、関係者に圧力が及ぶので。
被曝されたかたのデータはその国の国家機密です。
だから、みんな、日本で普通のお医者さんが検査できない雰囲気になっているでしょう?
何いってんだ?と主権は私!思われるでしょうが、国家の為政者というのは、そんなふうには思っていないのです。
放射能ばらまいて被曝させておいても、別に…って知らんぷりでしょう?
被爆者のデータは、売るべきところに売れば、値段がつくのです。
特に初期被ばくのデータは‥。広島・長崎も、チェルノブイリもブラックボックスです。

もう事故から3年目に突入。今年は長期間の保養が大切です。
(年間総被曝量1ミリシーベルトを超えたら、年に2回は政府の責任でやってほしい)
できれば東京の子たちも出てほしい。だから、栃木や群馬も、宮城も岩手も。
みんな手作りで2泊3日とか、3泊4日とかいろいろ企画されていると思います。
しかし、今年はできるだけ、長期、最低でも3週間、
そして、その時の食べ物がとても大切です。
保養の目的は3つ。
1つ目は体内放射能の排出。
2つ目は遺伝子修復のスピードを早めること。
3つ目は精神のリハビリ。

2002年時の子供たちの体内放射能値

この図は2002年のときの子供たちのセシウム137の体重1kgあたりの数値です。すでにセシウム134はありません。
1番から、体内数値の低い順に上にあがっていきます。
赤は、パンダジェフスキーさんが言っておられた蓄積危険域の子供たちですね。
この赤いうちに保養に出さなければ、心電図の異常があらわれはじめる、蓄積されている体内の各臓器を犯し始める。
特に心臓の筋肉は、再生しないと言われているので、セシウムが蓄積されたら、そこに穴があくのではないかと言われています。実際に保養で受け入れた子たちは、心臓にいくつか穴があいている、という子が多かったです。さらに、このような状態のときは、カフェインの入ったものを飲むと心臓がドキドキする、苦しくなる痛くなるなど、なんらかの反応もあるようです。
腎臓や肝臓など痛みを感じる臓器じゃないよと、言われますが、実際にそのあたりあるいは周辺なのか大人も子供も痛いといって抑えていました。
同じ汚染地域の子供たちなのに、蓄積された放射能値は違いますね。
これは、おそらく食べていけないきのこやベリー類などを食べている家庭の子だと思います。
蓄積数に幅があり、しかも数値が高いことに驚きませんか?同じエリアです。

しかし、このぐらい体内放射能値が高ければ、1ヶ月の保養で落ちやすく(新陳代謝に個人差がありますが70%~100%:計測可能な範囲)で、どどどっと落ちます。
子供は排出するのは早いけれど、年齢が高くなれば排出力が落ちるので、「私はもう歳だから応援野菜食べるわ」と勝手なことを言って食べると大変な数値になり、病院通いになって家族に迷惑をかけることになりますし、放射性廃棄物並みのものを家に持ち込んでいることもある、という自覚が足りません。
ちょっとぐらいならいい、いいと孫に食べさせたりするのはこういうタイプです。
おじいとおばあの意識を変えなければいけません。「安もの買いの健康失い」。
安い野菜で、人を助けようなんて偽善です。ナチスに協力しているのと同じ。
しかし、残念なことに人体に入ったストロンチウムやプルトニウムは計測出来ません。
そのような意味で牛乳は今はやめておいたほうが無難です。いっさいそれらの核種を調べていないから。
カルシウム?そんなの牛の食べているものを食べたらいいんです。
自分が洗脳されていることに気づいてください。
(牛乳帝国は、原子力帝国と同じぐらい大きなものです。自分の子供を巨乳にさせたくなければ飲ませないほうがいいです。それにわずか数十年で身長が伸びることがいいことなのかどうか考えたほうがいいです)

daialig2010C

これは2010年の各国で保養した子供たちのグループごとのビフォー・アフターの表です。
この数字をみれば、子供たちの体内汚染が25Bq前後と低くなっていることがよくわかります。
母親たちはみな、自分たちが子供の頃に被曝したか、あるいはそれもよく覚えていない世代になっていますが、放射能に対しては神経質になっています。
それと、政府が指導や教育もし、放射性物質の摂取などが押させられてきたこと、市場に出回る食品のチェックもシステム化されてきました。
しかし、保養の体内放射能の排出力が落ちているのがわかりますよね?
だいたい30%~50%前後。
体内放射能値が低くなってくればくるほど、出て行きにくい傾向があると、この検査機関では言っていました。(これはものすごい難しい話しです。誰も聞いたことがないというでしょう。だって、事故から二十数年たってわかってきたことですから)
私たちの保養の調査でも、お菓子や薬などを常食・引用している子の排出力が低かったのですが、それはもっと深い研究が必要だと思います。現在市販されているお菓子はすでに化学物質そのものですから、副作用がある薬物と同じ、合法的殺人菓子だと思ったほうがいいです。
ほとんどのお菓子には遺伝子組み換えが使用されていて、それが安全かどうか本当は数世代先までのデータが必要です。

ベラルーシの科学アカデミーの話として、「被爆者は抵抗力が落ちて化学的な薬品の副作用に耐えられない」
と言っていました。
そういう意味では、この部分に深い調査が必要だと思います。

(日本だけは80%と排出力が高いのは、薬事法に触れますし、「アレ」の効果です。このブログをお読みいただいているみなさんは大丈夫ですね。それに私たちは食事もとても注意を払っています。)

2つ目の遺伝子修復のスピードが上がるという点について

これは、推進派が、遺伝子というのは修復されるのだから心配要らない…と中途半端な情報を言いふらしています。しかし、これは半分は嘘です。被曝するような場所にいると、「遺伝子を修復するスピードがだんたん落ちてくる」という言い方をされていました。
保養に長期間出ることで、子供たちの遺伝子修復のスピードがあがります。
そして、保養中にしっかりビタミンやミネラル、アミノ酸、微量栄養素、良質のタンパク質(薬漬けの肉など論外です)に満ちた食事を毎食心がけること。発酵食品を放射能プロテクターとして摂る(発酵のレベルがあるから買わずにつくってうでをあげてください)
おやつも栄養のあるものにしてください。

パンをつくるのが好きな人は、(マーガリンなどを絶対に入れないこと。マーガリン・ショートニングは潰瘍性大腸炎の原因とも言われている、極悪物質です。海外では規制されていますが、厚生省は「日本人はたくさんとらないからいいでしょう」としています。)ごま、ナッツ、何かの種、ドライフルーツなど微量栄養をしっかり入れたものにしたらいいでしょう。
できれば精白したものではなく、少し胚芽を足したほうが微量栄養素が増えます。
これらの栄養があると、「人工放射能」を「栄養と間違って吸収する」リスクが減るそうです。
セレンや亜鉛も大事だよ!ということですが、これらは、サプリメントで取り過ぎるとこれまた障害が起こりますので、できれば、食べ物から自然にとるほうが、メンタルにもいいのです。
子供には、「これは放射能がないから」とか「これは身体にいいから」とかそういう言い方をせず、
「これはお母さんの愛情がいっぱいつまった食べ物なんだよ。だから放射能から守られるからね!」というふうに言ってあげると、先に愛情がつたわるかなあ。
みんな栄養を食べると勘違いするけれど、その前にまず愛情を食べています!

ビタミンCが被曝のリスクを減らす>>
サプリメントは、心は伝わりませんが、いざというときのために、放射能プロテクターとして、頭のなかにいれておくのもいいかと思います。

それから、酸化したものはなるべく食べない。農薬もそうですが、いちばんこわいのは油料理です。高温に熱せられた油が酸化し、変質し化学物質と結合し、いったい何者になってしまっているかわかりません。
酸化したものは身体には入れないほうがいいのです。
被曝は強烈な酸化ですから、体内の酵素が奪われていきます。
このような食事で体内酵素を浪費すると、遺伝子修復に回したり抵抗力を上げる酵素が足りなくなる。

3つめ:精神的なリハビリ
そして、いちばん大切なことは放射能のことを忘れて、笑うこと。
放射能に対して、服従を強いられている、いろんな場面、いろんな意味、いろんな立場で。
みんなコソコソ、そして、ちび石原に見張られておちおち放射能の不安も言えない。
子供もそれを感じている。
私たちが、何がいちばん大切なことが気がついている。
それがいちばんつらいことだよね。
お父さんお母さんもみんな保養が必要だから。
そこで本当に笑えるように!笑いはイベントからじゃない。用意する方も疲れさせないように考えて。

子供たちを保養に出すために旧ソ連崩壊マジかのベラルーシでは、教師たちが投獄されながら子供たちを保養に出す活動をしてきました。
今思えば放射能のことをあれこれ教えてくださった科学アカデミーのエライ方たちも体調異変で苦しんでいました。家に招待されたらお子さんやお孫さんが具合が悪い。
それでも、そういう偉い人達の子は招待しませんでした。あちらも、喉まででかかっても言わなかった。
汚染地域の子供から…。

さて、2年続けてイタリアで保養したお子さんののう胞が小さくなった!といううれしいお便りをいただきました。
(2年間かけて、イタリアの方の温情で保養をさせていただきましたが、残念ながらこのプログラムは中止させていただくことになりました。)

かけはしのスタッフでお金を出しあって、小さなかけこみ寺のようなマンションを借りました。
沖縄の離島の古民家も今修復に行っています。それでも、滞在できるのはわずか数家庭。

ああ、もっと、もっと、子供たちとお母さんを逃したい!

(この日のブログは20日に閉鎖するので、質問や情報、コメントは次のブログに書きこんでください。消えてしまいます)


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▼コメント

(※管理者が承認した後の公開になります。返信は下に表示させています。 )
 

いつも参考にさせて頂いており、
心から感謝致しております。
(以前、「ソドムとゴモラ」の話をした者です^^;)

今回の情報に加え、

【「トマトジュース」「茹でたニンジンジュース」
で被曝予防~救世主「リコピン&β-カロテン」】
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n140686
も1つの情報として伝えたく書き込み致しました。

仏ミッシェル・フェルネクス博士の指摘や
井上赳夫氏の被ばく体験の話も
お役立て頂けましたら幸いです。


 

いつもブログを読ませていただいております。
震災の年の5月から新潟に避難をしています。
住宅の支援がまた1年延びたのでホッとしているところですが、来年からまたどうしようか頭が痛いところです。
建ててまだ数年の家があり、夫は手放す気がなく、
放射能の話をするとケンカになるので話し合いどころではありません。
福島に残っている親や親戚からは「早く帰って来い!避難なんて大袈裟だ」とバカにされ、友達は私が避難していると知ったとたん音信不通となり。
でも、私は子供を守るためなら気にしません。
信念曲げません。
新しい土地で友達はすぐできます。
急に態度が変わる友達なんて友達ではありませんからね。
同じ思いをしている方はたくさんいらっしゃると思います。
がむしゃらに頑張るしかありませんね。


 

なにしろ、福島市長でさえ、大阪に来たら、
「久しぶりに放射能から頭が離れまして、すっきりしているところでございます」というくらいですからね。
「あんたんとこの子ども全員大阪連れて来い!」と思わず口に出してしまいました。でも、本当に久しぶりに深呼吸できたのだと思います。(もちろん、大阪でがれきの本焼却はこのためにも止めないといけません。)
このことで、保養の効果に気付いていただき、ぜひ、多くの子どもさんを福島から出そうと考えを変えていただきたいです。と、市長さんに言わないといけませんね。意見送ってみよう。