法務省、悪質交通事故に罪新設 「飲酒」最高懲役15年法務省は16日、悪質な交通事故の罰則を強化する法改正原案を法制審議会(法相の諮問機関)の部会に示した。酒や薬物、発作を伴う病気などの影響で死亡事故を起こした場合、15年以下の懲役とする罪の新設が柱。部会は原案を基に議論を進めるが、反対論もあり、答申にどれだけ反映されるかが焦点となる。 原案によると、新たな罪の対象は酒などの影響により「正常な運転に支障が生じる恐れがある状態」で起こした人身事故。死亡させた場合は15年以下、負傷は12年以下の懲役とした。 病気の種類は政令で指定。てんかんで、発作の恐れがあるケースなどが含まれる。 【共同通信】
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