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事件
西成のワゴン車暴走、認否を留保 初公判で無職男 大阪地裁
2013.1.16 11:46
大阪市西成区の路上で昨年6月、ワゴン車を暴走させて6人に重軽傷を負わせた事件で、うち4人に対する傷害罪などで起訴された無職、永田邦勝被告(32)の初公判が16日、大阪地裁(久礼博一裁判官)で開かれた。永田被告は罪状認否を留保。弁護人は「けがをさせたのは争わないが、認否は検察側の証拠を検討した上で判断する」とした。
検察側は冒頭陳述で「被告は店の看板などをはね飛ばしながら走行し、歩行者めがけて車を急発進させたり後退させたりしてけがをさせた」と指摘した。
起訴状によると、永田被告は昨年6月26日午後1時35~50分ごろ、西成区でワゴン車を運転中、建物に衝突しながら20~60代の4人を次々とはねて骨盤骨折などの重軽傷を負わせたとされる。
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