プログラマー極限状態
周りのプログラマーな友人、知り合いに聞いた「極限状態に近づくにつれてどのような症状が現れるか」をまとめてみました。個体差が激しいので、一概に言えないのですが、共通の現象などあると嬉しい限りです。「変な現象は有ったけど夢と一緒で忘れてしまう」との話も多くありました。
ここに載っている以外の現象をメールいただければ、今後の参考にさせていただきます(何の?)
だがちょっと待って欲しい。プログラムの息吹を感じればバグに気づいたかもしれないし、1発だけなら誤射かもしれない。デバッグするには塩と酢を用いるとよいが、なぁにかえって免疫がつく。もうダメかもしれんね。
曜日や季節がわからなくなる。
これはプログラマーに限らず多く起こる現象だと思います。自分の年齢がわからなくなるとか今年は西暦何年かわからなくなるなんて事もありますね(2000年問題の修正をやりながら今は何年だ?とか)。自分の名前や性別がわからなくなると重症です。
怒りっぽくなる
「モニターを殴り付けたり、マウスの動きが悪いのに腹を立ててパッドに叩き付けたりした」というご意見ご要望がよせられました。
これがモニターが殴りかかってきたから仕返しに殴ったとか、マウスに動きが悪いと言われたからパッドに叩き付けただと面白いのですけど(面白くありません)。
日常生活に必要な筈の単語を忘れる。
「データベースファイルって漢字でどうかくんだっけ」とかも含まれます。
上記の「曜日や季節がわからなくなる」ですが、曜日ってなんだっけとか、季節ってなんだっけとなるとまた違う話しです。
目の前のキーボードが見当たらないとプログラムを組みながら思った。
これは本当に見当たらないのでなく、目の前のそれがキーボードという名前の物体であるという事がわからなくなる現象です。私、メガネをしたまま目薬をさしたことがありますが、それくらいまだまだ大丈夫ですね。
平常時、揺れを感じる。地震が合ったとき、ゆれてるのは地面か自分か分からない
これも良くある話しだと思うのですが。私の場合、ディスプレーが壊れかけて、画面がピンクなのに、目がおかしいかディスプレーがおかしいか気づかなかった事あります。
さて、前の会社の人と集まった際に聞いた話、「毎日10時以降は震度1」と聞きました。すると別の人が「俺は9時から」「こっちは定時後はいつも」など伺うが出来ました。私も揺れてます。
夜中、机ががたがた音を立てたが、忙しいので待ってもらった。
忙しくなってくると細かい事を気にしてる余裕がなくなります。逆に、細かい事が気になり過ぎて仕事に支障が出る人もいるみたいです。何故か怪談話は色々とでてるようですが、「バグ発見」や「仕様変更」がそれより恐い話しみたいです。
そういえばこの前同僚の生首が浮かんでましたけどきっと疲れてるだけですね。
目の前を魂が通り過ぎる
ただ単に目がつかれているだけです。きっとララアならわかってくれます。ちなみに、座ったまま立ちくらみっぽい感じです。
効果音付きとか、あまりに大きい場合は過去倒れたプログラマの霊かもしれません。自分も倒れないようにしましょう。
上司の声で邪魔してくるおばけが居る。
私の体験談なのですが、課長が「仕事してる?」と聞いてきたので「ちゃんとやってます」と答えたのです。この日課長は出張だそうで。今考えると、お化けでも幻聴でもちょっと恐い。おばけだとしたら、最近無視しっぱなしだからやり方を変えたのかなぁと思う今日この頃です。
鏡の中にもアイコンやウィンドウが見える
スライドバーを動かさないとアイコンが出てこないと思う事はありましたけど。私はまだまだ正常だと思います。
WINDOWやアイコンがディスプレーの外に見えて、それを手で探した。
あるいはプログラムの内の1行がディスプレーから突き出した。
突き出そうで恐いと思ったことはありますが、実際に出たことは無いです。はい。
突き出た後、どうなったのでしょう…我に帰ったのかな?
空中に置いといたプログラムがいつのまにかなくなった。
ポケットの中や、机の上もちゃんと探した。
バッファの中に見つかりました。
「プログラムを直したらバグがかわいそうだ」と本気で思った。
この時はさすがにもう駄目かと思いました。「バグにも人権がある」とか「勝手に生み出して人間は身勝手だ」なんていわれるとつらいですね。
「今日作ったプログラムは食べたら不味そうだ」と本気で思った。
本気でなければ正常な時にも思う事です。なんだか喉にひっかかりそうな、ぴりぴりしてそうなざらざらしてそうなって解ってもらえるでしょうか?
本体の電源ランプが視線から逃げる。
ここで電源ランプを捕まえないと電源が切れなくて、すなわち帰れないとまで考えたそうです。疲れてますね。かく言う私の使用している端末の電源ランプも視線から逃げるのですが、これは正常な時もそうなので角度と視力の問題らしいです。
夜、ディスプレーが一斉にこっちを向いて、目が合った。
これは無いです。あったら恐いです。20台くらいが一斉にこっちむいたそうで。
キーボードもマウスも自分の手から逃げる
仕事が嫌なのでしょうか。
「皆僕のこと嫌いなんだ」という脅迫概念はシャレにならないみたいです。
自分が遠くに居る感覚がするというご意見、ご要望がよせられました。
キーボードと自分が遠いところに居る感じがするとの事。(私も眠いときにそうなります。)プログラム組みながら幽体離脱状態だそうで。
コンビニに行きたいのに坂が流れてきて登れない。
ん、彼は今は連絡とってないのだけれど、未だプログラマーなのかなぁ。そして今では無事コンビニまでいけるのかなぁ。心配です。
マンホールが邪魔で歩けない。
よくよく聞いたところ、全てのマンホールの上に猫の生首が見えたそうです。別に邪魔で歩けない訳ではなかったみたいです。あと、「最近の郵便ポストには腕が生えてるんだな」と真顔でいわれたそうです。疲れているのか狙っているのか新手の冗談なのかわからない点がポイントです。
猫と喋って帰ってきた。
是非何を喋ってかえってきたのか思い出して欲しい所です。ところで食事はしなくて大丈夫だったのかなぁ。
突然遊びだした
始めは冗談かと思ってほっといたら、余りにしつこいので止めようとした時には既にキレてたそうです。生々しくてやだなぁ。都市伝説の噂もある「ウルトラマンだー」は有名なハナシだそうですね。
久々の食事の代わりにガンプラを買ってしまった。
や、彼は仲の良い友人なので大丈夫なのですが(ホント?)Hゲームプログラマーである彼がここに書いてある他の現象に遭ったことが無いというのは忘れているだけだと思うのは私だけでは無いと思う今日この頃です。
(何回読み返してもスゴイ日本語だ)
最後に一言:人間、健康が一番
「確かにそういった事、あります」「私の方がもっとスゴイ」「若い頃はそうだったなぁ」「僕だって」「まけるもんか」などのご意見ご要望をお待ちしております。
Email:neko@otaku.gr.jp
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