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東京電力管内 厳しい電力需給の見通し
1月17日 5時49分

東京電力管内 厳しい電力需給の見通し
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東京電力の管内では、このところの厳しい冷え込みの影響で暖房用の電力使用が増えています。
17日は、ピーク時の電力の使用率が震災以降2番目に高い95%に達する見通しで、東京電力は無理のない範囲で節電への協力を呼びかけています。

東京電力の管内では、このところの冷え込みで暖房などに使われる電力が増加し、16日は電力の供給能力に対する使用の割合=「使用率」がピーク時で92%となりました。
厳しい冷え込みは17日も続く見込みで、東京電力は午後5時台には管内の使用電力が16日とほぼ同じ4660万キロワットに上ると予想しています。
一方、17日は水力発電の供給力が16日と比べて低いため、ピーク時の「使用率」は95%に達すると見込まれ、東日本大震災のあとでは使用率が2番目に高い厳しい電力需給となる見通しです。
このため東京電力は管内の家庭や企業に対し、不要な照明や見ていないテレビを消すなどのこまめな節電を呼びかけています。
ただ、寒さが厳しいことから東京電力は、暖房などに必要な電気は適切に使ってほしいとして、「無理をしない範囲での協力をお願いしたい」と話しています。

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