板東英二、ＡＢＣも復帰メド立たず　説明責任果たすことが先

拡大写真

復帰のメドが立っていない板東英二

　朝日放送の脇阪聰史代表取締役社長が１６日、大阪市内で新春会見を行った。国税局から申告漏れを指摘された元プロ野球選手のタレント・板東英二が毎週火曜日に出演していた「おはよう朝日です」（月〜金、前６・45）への復帰について「メドは、たっていない」と発表した。なお、２２日の放送にはタレントの野々村真が代役で出演する。

【写真】河本準一が涙の謝罪会見、　母親の生活保護受給認める

　同局では「（復帰への）方向性は出していない。ご本人が会見されるのかどうか。逆に教えて欲しい」とし、板東が説明責任を果たしてから復帰を考えることを示唆した。

　板東の個人事務所「オフィスメイ・ワーク」（名古屋市）は、名古屋国税局の税務調査を受け、１１年８月期までの７年間で約７５００万円の申告漏れを指摘されていた。このうち約５千万円は取引先への架空外注費などによる所得隠しと認定。重加算税を含めた追徴税額は約２８００万円で、既に修正申告しているという。