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阪神・淡路大震災から18年1月17日 4時16分
6434人が亡くなった阪神・淡路大震災から17日で18年になります。
神戸市などでは犠牲者を追悼し、震災の体験を語り継ぐさまざまな行事が行われます。
犠牲者の追悼行事が行われる神戸市中央区の「東遊園地」には、竹の灯篭が地震が起きた日の「1.17」の形に並べられました。
灯篭には、復興への願いを込めて東遊園地で続いている「希望の灯り」から火がともされ、地震が起きた午前5時46分に集まった人たちが犠牲者に黙とうをささげます。
この灯りは、おととしの東日本大震災の被災地にも届けられ、東北の各地でともされてきましたが、ことし、再び神戸市に持ち帰られ、一緒にともされます。
東遊園地には、東日本大震災が起きた日の「3.11」の形に並べた灯篭も用意され、地震が起きた午後2時46分にも黙とうをすることになっています。
阪神大震災から18年がたち、神戸市では、震災を経験していない人が40%を超えました。
震災の経験を次の世代にどう伝えていくかが課題になっています。
一方、南海トラフの巨大地震では、国の想定で、最悪の場合、神戸市を含む全国で死者が32万人に上るとされ、新たな災害の脅威にどう備えていくかも課題になっています。
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