国際【アルジェリア邦人拘束】仏、マリ地上戦に着手 武装勢力は報復を宣言   +(2/2ページ)(2013.1.17 01:05

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【アルジェリア邦人拘束】
仏、マリ地上戦に着手 武装勢力は報復を宣言   

2013.1.17 01:05 (2/2ページ)
14日、マリ・バマコのマリ軍基地を歩くフランス軍兵士(ロイター=共同)

14日、マリ・バマコのマリ軍基地を歩くフランス軍兵士(ロイター=共同)

 マリ北部では2011年から、トゥアレグ族による「アザワド地方解放国民運動」(MNLA)が活動を開始。12年3月に国軍の一部が南部にある首都バマコで起こしたクーデターの混乱に乗じて、4月に北部の独立を宣言した。しかし独立は国際的な承認を得られなかった。

 その後、MNLAとの戦闘に勝利したイスラム武装勢力が北部の支配権を握り、マリ国軍との戦闘を継続。マリ政府からの要請を受けた国連安全保障理事会は昨年12月、軍事介入を認める決議案を採択。今月に入って仏軍がマリ政府を支援するかたちでイスラム武装勢力との戦闘を始めている。

 マリの武装勢力は「フランスは地獄への扉を開けた」としており、仏への報復の動きが強まる可能性がある。

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