目のかゆみ、じんましん 西濃全域と岐阜、羽島でも 6日は1867人が症状訴え
原因特定できず 県、医療機関調査へ
岐阜県大垣市と養老町の学校で2日に多数の児童生徒らが目のかゆみやじんましんなどを訴えた問題で、6日現在、西濃全域と岐阜市、羽島市の計13市町の1867人が同じような症状を訴えていることが、県教育委員会の調査で分かった。県内で秋にこれだけの集団でアレルギー様の症状が出た例は過去になく、県は原因究明に向け、西濃地域の全医療機関を対象に受診者の症状などの調査を始めた。
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県教委によると、6日現在、症状を訴えているのは、大垣市や海津市など西濃の全11市町と岐阜、羽島市の9幼稚園、51小学校、18中学校、6高校・特別支援学校の子ども1843人と教職員24人。最も多いのは大垣市の1116人で、安8町226人、輪之内町109人、海津市106人。
県は2日、大垣と養老の37校・園で768人が発症したと発表したが、大垣市教委のその後の調査で、2日の発症者が1600人以上だったことが判明。県教委の調べで、5日には12市町に広がり、6日には関ケ原町でも確認された。調査はいずれも当日時点の有症者数で、発症した実数は分かっていない。
これまでに確認されている症状は、目のかゆみやじんましんのほか、首の湿疹(しっしん)、息苦しさなど。イネ科の植物の花粉によるアレルギーの可能性を指摘される例が比較的多く、アレルギー性の結膜炎、鼻炎、花粉症などと診断されているという。
ただ、診断結果は医療機関を受診した子どもたちへの聞き取り調査でしかなく、医療機関がアレルギーを調べる血液検査をしたかも分かっていない。また、これまでの調査が学校だけに限られているため、県はさらに詳しい調査が必要だと判断した。
有症者を診断した医療機関をアンケートで調べた上で、7日以降に医師に直接面談し、症状の傾向や診断内容、血液検査の有無などを聴く。
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