昨日は、栃木県鹿沼市の「鹿沼土」を検査し、
「18ベクレル」だったという発表をしたところ、
さっそく安全野郎が、このような資料をつけて、
「18ベクレルなんて普通なんだ!」と言う
主張を繰り広げました。
(※クリックすると、拡大できます。)
原発事故前の日本各地の土壌のセシウムを
示したもので、もともと茨城や栃木のあたりは、
多くのセシウムがあったように示されています。
しかし、結論から言いますと、
このグラフは、嘘です。
事故前からセシウム137があったという資料は、
「財団法人・日本分析センター」なんていう、
いかにも、ちゃんとしたところが出しているように
なっていますが、実際に各地の土壌を検査して、
数値を見てみれば、わかります。
この資料によると、福岡では、原発事故前から
50ベクレルぐらいあった感じになっていますが、
福岡で50ベクレルの土を見つけるのは困難で、
石川も20ベクレル前後になっていますけれども、
これを見つけるのは困難です。
実際は、ほとんど汚染されていないからです。
茨城県や栃木県は、いかにも事故の前から
高かったように示されていますが、もしこれが
本当だったとすると、セシウム134と比べた時、
この数値の分だけセシウム137が上乗せされて
いなければ辻褄が合いません。
なので、結論は、震災前からセシウム137が
大量にあったかのようなグラフになっていますが、
実際に、全国各地の土のセシウムを検査すると、
このグラフのようにはならず、捏造の疑いすら
あるということ。
安全野郎は、実際に検査もしていないくせに、
このグラフが絶対的に正しいかのように扱い、
「デマだ!デマだ!」と言いますが、実際に
検査した数値は、これとは明らかに異なります。
ちなみに、昨年5月に検査した栃木県鹿沼市の
腐葉土は、なんと、202ベクレルを記録 しました。
つまり、1つの商品が18ベクレルだったと言っても、
栃木県鹿沼市の土が汚染されていないという
結論にはならないのです。
なので、今日は安全野郎が「デマだ!」などと
騒ぎ出す前に、他の土も検査することにしました。
言うまでもありませんが、土や石の種類によって、
同じメーカーの同じ産地の物でも、数値は異なり、
興味深い結果が得られます。
今回、検査をしてみるのは、栃木県鹿沼市で
生産された「有機園芸の土」です。この土は、
昨日の「鹿沼土」と同じメーカーのものですが、
中身が異なります。
軽い石のような鹿沼土と違い、いかにも土という
有機園芸土は、どのような数値なのでしょうか。
気になる結果は、こうなりました!
47ベクレルでした。
昨年5月の腐葉土(202ベクレル)に比べると、
だいぶ低いと言えますが、鹿沼土の約3倍です。
このように、中身が違えば、セシウムの数値も
まったく異なる結果になりますので、肥料の場合、
どのような性質の土なのかを十分確認した上で、
安全かどうかを判断された方が良いと思います。
ちなみに、もし日本分析センターのグラフが
正しいと仮定すると、47ベクレルという数値は、
栃木県のグラフと一致することになるのですが、
ということは、セシウム134が入っているはずが
ありません。しかし、スペクトルを表示すれば、
セシウム134が入っていることは一目瞭然!
よく「震災前は、こうだった!」みたいなことで、
まるで昔から汚染されていたかのような資料が
出回っていますが、果たしてそれは本当なのか。
僕たちは真剣に疑い、検証する必要があります。
要するに、出典が書いてあれば、必ず正しいとは
限らないということです。すぐにソース、ソースと
言ってしまう人ほど注意した方が良いでしょう。
自分の目で確かめたことに勝る真実はなし!
検証できるものは、どんどん検証を進めていき、
なるべく自分たちの目で、真実を確かめましょう。