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機械受注 2か月連続で増加
1月16日 11時26分

企業の設備投資の先行きを示す主な機械メーカーの去年11月の受注額は、製造業からの受注がプラスに転じたことなどから、前の月を3.9%上回って2か月連続で増加しました。

内閣府が発表した「機械受注統計」によりますと、去年11月に主な機械メーカーが国内の企業から受注した金額は、変動が大きい船舶と電力を除いて7321億円と、前の月を3.9%上回って2か月連続で増加しました。
これは金融・保険業など非製造業からの好調な受注が続いていることに加え、化学工業や自動車関連といった製造業からの受注もプラスに転じたことが主な要因です。
内閣府は受注額が2か月連続で増加し、製造業からの受注も下げ止まりの兆しがみられるとしているものの、水準自体は依然、低いなどとして「全体として弱含み基調が続いている」という判断を示しました。
また、先行きについて内閣府は「最近の株高や円安傾向などは企業経営者の設備投資に対するマインドを後押しするプラス要素であり、今後も増加が続くかどうか、動向を注視したい」としています。

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