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全日空B787型機から煙 乗客脱出
1月16日 10時47分

全日空B787型機から煙 乗客脱出
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16日午前8時45分ごろ、山口宇部空港から羽田空港に向かっていた全日空のボーイング787型機から煙が出たため、高松空港に緊急着陸しました。
全日空によりますと、旅客機には乗客乗員137人が乗っていましたが、全員脱出し無事だということです。

16日午前8時10分に山口県の山口宇部空港から羽田空港に向かって出発した全日空692便のボーイング787型機から煙が出ました。
機体には、乗客129人、乗員8人の合わせて137人が乗っていましたが、8時45分ごろ高松空港に緊急着陸し、全員脱出して無事だということです。
一方、消防によりますと、乗客の1人が、機体から脱出したあと、腰の痛みを訴えて救急車で病院に運ばれたということです。
高松市消防局によりますと、このトラブルで消防車が出動しましたが、機体から火は出ておらず、消火活動は行わなかったということです。
NHKが高松空港に設置しているカメラによりますと、ボーイング787型機は、機体の右側の後部にある出入り口から緊急脱出用の装置が地上までのびています。
高松空港は現在、滑走路を閉鎖しているということです。
山口県の山口宇部空港事務所によりますと、この機体は15日午後9時に羽田空港から到着したあと一晩駐機していたということで、機体に、異常などの情報は特に無かったということです。
警察などが当時の状況を詳しく調べています。
ボーイング787型機はおととし11月、世界に先駆けて日本で就航しましたが、トラブルが相次いでいます。
国土交通省によりますと、全日空機は、午前8時11分に山口宇部空港を離陸したあと、8時28分に操縦室内で煙が確認され、その後、高松空港に緊急着陸したということです。
また、全日空によりますと、操縦室内の計器に、バッテリーの不具合を知らせる表示が出たということです。

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