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原発推進要請そろわず残念/電発
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新年のあいさつのため大間町役場を訪れた北村雅良社長(中)らJパワーの幹部=9日午後1時半 |
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大間原発3ケ町村協議会(会長・金澤満春大間町長)による同原発推進などを国に求める要請活動に、風間浦、佐井両村が不参加となり3町村の足並みがそろわないことについて、同原発の事業者・電源開発(Jパワー)の北村雅良社長は9日、「非常に残念」などと遺憾の意を示した。同日、大間など3町村と3町村議会への北村社長のあいさつ回りに同席した複数の出席者が明らかにした。
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いずれも非公開で行った3町村へのあいさつ回り後、北村社長は取材に対し「(避難道路について)3町村と私たちがそろって国にお願いするべきことをしようと申した」と語り、3町村と同社などが一緒に避難道路整備の要請活動を行うよう、同日呼び掛けたことを明らかにした。
3町村による原発推進の要請活動は、金澤町長が2012年12月、両村に呼び掛けた。しかし、大間が原発推進に絞った要望とし避難道路については別の機会に行うべきと主張したのに対し、両村は国道279号に代わる避難道路整備の要望も要請文に盛り込むよう求め、まとまらなかった。結局、大間単独で15日、経済産業省や県選出の自民党国会議員などに要請する予定。
金澤町長は9日、取材に対し「原発推進を前面に出して要望することによって、地域の思いを分かってもらうのが目的」と今回の要請の趣旨を語った。
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