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寒さで高騰の野菜値下げセール
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緊急大放出セールで値下げされた野菜を買い求める買い物客ら=9日午前10時20分ごろ、青森市浜田1丁目のイトーヨーカドー青森店 |
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大手スーパーのイトーヨーカ堂は9日、厳しい寒さによる入荷減で価格が高騰している野菜の「緊急大放出セール」を全国の店舗で期間限定で始めた。本県でも青森、弘前、八戸沼館、五所川原の各店舗で行っている。イオンも同様のセールを関東の店舗から順次実施する。大手スーパーの値下げは、家計に朗報となりそうだ。
昨年12月以降、強い寒波の影響で全国的に気温が低下。農林水産省の緊急調査では12月17日の週に1キロ当たり127円だった大根は翌週には143円に上昇し、平年より約2割も高い。キャベツは132円が151円に上昇した。
イトーヨーカ堂は11日までの3日間、全国の「イトーヨーカドー」161店で値下げ。対象商品は18品目程度で、7日の全店舗の平均価格に比べて約2〜6割安い。
地域によって対象商品や販売価格は異なるが、県内の店舗は9〜11日にニンジン1本やジャガイモ、タマネギ各1個を29円で販売。キャベツ1個を9、10の両日、各店とも1日300個限定で98円で販売する。
イトーヨーカドー青森店では、開店直後から大勢の買い物客が青果コーナーを訪れ、お目当ての野菜を買い求めていた。
青森市の木村るり子さん(60)は「いつも買い物に来ているのが、今日は特に安い。食べ盛りの孫が4人いるので、助かる」と話し、多くの野菜をまとめ買いしていた。
イオンも9日から2日間、関東の「イオン」95店舗で約18〜20品目の野菜を値下げ。その他地域の325店舗でも11日と12日の2日間実施する。
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