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【プロ野球】

原監督 沢村抑え転向話し合う!

2013年1月16日 紙面から

 巨人・原辰徳監督(54)が15日、先発から抑えへの転向プランを温めている沢村拓一投手(24)と起用法をめぐって話し合うとの姿勢を示した。

 「適材適所の中でチームをつくるということは重要ですから。彼(沢村)としっかり話をしてね」と原監督はこの日、客員教授を務める国際武道大(千葉県勝浦市)で特別講義。学生から沢村についての質問を受けると「新聞紙上でグジュグジュ言っているみたいだけど…」と苦笑いを隠せなかった。

 ハワイV旅行でぶち上げた抑え転向プラン。すべては今後を考えての方策だ。プロ2年間で21勝21敗。2年連続2桁勝利という成績を見て「貯金ができる先発投手になってほしいというのが僕の希望です」と先発にこだわる沢村の気持ちに理解は示す。しかし、貯金がゼロという現実にもどかしさを感じているのも事実だ。適材適所の配置にすれば沢村がより輝くかもしれないと考える原監督。絶対的な抑えがいないというチーム事情もあって、こう強調した。

 「チームあっての個人だから。沢村あっての巨人じゃない。その部分は十分、理解しているだろうし」。思いを共有するための手段が話し合い。連覇のため、投手陣を宮崎と沖縄を一体にして鍛えるキャンプにする構想も持つ。目標達成に向け、お互いが納得いくまで顔をつきあわせる。 (川越亮太)

 

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