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【プロ野球】

雄平 スリッパ走で定位置奪取 五輪メダリスト直伝!

2013年1月16日 紙面から

 五輪銅メダリスト直伝の『スリッパ走』で、レギュラー奪取、打率3割&30盗塁を目指すぞ−。打者転向4年目を迎えるヤクルト・雄平外野手(28)が、ランニングフォームの矯正に取り組んでいることを明かし「ケガしない走りを身に付けて、1年を通して活躍したい」と意欲的だ。

 その教師は、北京五輪男子400メートルリレーで銅メダルを獲得した高平慎士(28)と塚原直貴(27)だ。チームの先輩内野手・田中が知人を介して2人と知り合い、その合同自主トレの場に雄平も誘われた。年末初めて会ったとき、後ろに蹴り上げて走る悪癖を指摘された。

 「蹴って走ると、もも裏やふくらはぎに負担がかかりケガしやすくなるので、ももを前にしっかり上げ、地面を押すような感じで走るよう言われました」

 その矯正方法がスリッパ走だ。脱げやすいスリッパで走ると、後ろに蹴り上げれば脱げてしまうが、正しい走法なら脱げずに走れる。18日にもう一度、高平らと一緒に練習して、その極意をつかむつもりだ。

 チームでもトップクラスの俊足だが、元投手なだけに走塁技術が未熟。盗塁は昨年の2つのみ。「今年は走塁面も勉強する。今のままでは無理でも、将来的に30盗塁できる選手になりたい」と雄平。売りの打撃に加え、足でもアピールできるようになってレギュラー定着を狙う。 (竹村和佳子)

 

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