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キネマ旬報1位に「かぞくのくに」
1月11日 15時23分

キネマ旬報1位に「かぞくのくに」
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国内で最も歴史がある映画賞、キネマ旬報ベスト・テンが11日に発表され、日本映画の1位には、在日朝鮮人の家族の絆を描いたヤン・ヨンヒ監督の「かぞくのくに」が選ばれました。

キネマ旬報ベスト・テンは、大正8年に創刊された映画専門誌「キネマ旬報」が主催して、この1年を代表する映画を映画評論家らが投票によって選ぶもので、ことしで86回目です。
このうち、日本映画の1位に選ばれたヤン・ヨンヒ監督の「かぞくのくに」は、北朝鮮への帰国事業で25年ぶりに帰国した在日朝鮮人の男性が妹らと再会を果たす物語で、在日朝鮮人2世のヤン・ヨンヒ監督自身の体験が基になっています。
「かぞくのくに」に主演した安藤サクラさんは、主演女優賞に選ばれたほか、別の映画での演技も高く評価され、助演女優賞も同時に受賞しました。
また2位には、人気作家、朝井リョウさんの小説を映画化した吉田大八監督の「桐島、部活やめるってよ」が、3位には北野武監督の「アウトレイジビヨンド」が選ばれました。
表彰式は来月10日、東京・銀座で行われる予定です。

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