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「放射能から頭が離れ、すっきり」福島市長が発言

大阪市長と福島市長
橋下徹大阪市長(左)を表敬訪問し、記念写真に納まる瀬戸福島市長
Photo By 共同 

 瀬戸孝則福島市長は15日、大阪市役所で橋下徹大阪市長を表敬訪問した際、冒頭のあいさつで「久しぶりに放射能から頭が離れまして、すっきりしているところでございます」と発言した。

 瀬戸市長は表敬訪問後、記者団に発言の真意を問われ「毎日放射能に追っ掛けられているから、放射線量とか食品検査とか風評被害だとか賠償だとか、そんなことで(頭が)いっぱいですからね」と釈明した。

 東京電力福島第1原発事故を受け、除染で生じる廃棄物の取り扱いについても、記者団に「持っていくところがないんです。どうしているかというと、自分のところの庭に安全に(保管している)。意外と(放射性)セシウムっていうのは安全に保管できるんですよ。近づかなければ、あるいは遮蔽(しゃへい)すれば、(セシウムは)飛んできませんから」との認識を示した。

 原発事故の除染で出た汚染土壌や廃棄物をめぐっては、安全に保管するための中間貯蔵施設や、その前段階の仮置き場の設置が進まず、福島県の復興の妨げになっている。瀬戸市長の発言は、住民の自宅保管でも安全だと強調したものとみられ、波紋を呼びそうだ。

[ 2013年1月16日 06:00 ]

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