2013.1.16 05:06

巨匠・大島渚監督が死去、壮絶闘病17年(1/3ページ)

1992年に自宅でインタビューに応じる大島渚さん。情熱と大きな笑い声で取材対象としても魅了した

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 「愛のコリーダ」などで知られる映画監督、大島渚(おおしま・なぎさ)さんが15日午後3時25分、肺炎のため神奈川県藤沢市の病院で死去した。80歳だった。1996年に脳出血で倒れ、晩年は夫人の女優、小山明子(77)が献身的に介護。その小山は夫を看取った足で、16日初日の主演舞台のけいこに。かつて「愛の-」をめぐるわいせつ裁判を闘い抜いた夫の不屈の魂に女優魂を重ね、「これからは彼が私を見守ってくれると思います」と気丈にコメントした。

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