2004年7月25日 |
【ゲーム概要】 プレイヤーは主人公「あかまる」になって、仲間ともに、ゆる〜い「真剣な悩み」を克服するべく冒険の旅に出てください。道中、色々な謎を解いたり、ミニゲームをクリアしたりして物語が進行していきます。物語の全編を通じて、シュールな世界観と、妙に親近感の湧くシチュエーションが思わずボディーブローで来てしまう「ゆるゆる寸劇アドベンチャー」。メインキャラクターのデザインは、フジテレビ「ウゴウゴルーガ」やNHK教育「なんでもQ」などでおなじみの青木俊直氏が担当し、独特の世界観を醸し出しています。 |
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【テトリス&100円ゲーム紹介】 |
[料金] 従量課金制 1アプリケーション 200円(税込210円) |
[対応機種] EZアプリ(Java)Phase3専用 |
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(河上P) アローハ!今日は、「ゆるゆる劇場」のキャラクターデザインをしていただいた青木さんに来てもらいました。ハワイ風で行きましょうと言っておきながら、自分はうっかりした河上です! |
(青木) アロハきてウクレレもって首からカメラぶら下げて、ワイキキビーチをうろつく日本人観光客という風情できましたがいかがでしょうか?下に着ているTシャツはマツモトシェイブアイスのものだしね。 |
(河上P) ごめーん。本当は、ハイビスカス柄のロキシー(ロコブランド)の服を着ようとしてたんだよ。いやぁ、青木さん、本当にウクレレまで持ってくるとは思わなかったよ〜。絶対約束守るからなぁ、青木さん。えらい! |
(青木) てか、ずるいや河上さん約束破って。次の打ち合わせには首にレイかけてムームー来てきて下さい。絶対ね。一緒に日本ハワイ化計画をするっていったじゃないですか。フラダンス踊るって言ったじゃないですか。 |
(河上P) そこまでは言ってないっつの!青木さんが本気すぎなんだよ。(笑) なんすかその高そうなカメラは!見せびらかしだっ!ところで「ゆるゆる劇場」、続編を望む声が今までのゲームで一番多いかもしれないんです。ダウンロード数から考えると、「プレイした上で続編希望」の割合多すぎです。実世界で、疲れた人がやると引き込まれる設定ですよね。 |
(青木) あ、ハワイから話そらしましたね。(笑) ほんとはフラダンス踊りたいくせに。(笑) 続編の声が多いというのはうれしいですね。ぼくも続編希望です。実生活で疲れているので引き込まれました。まぁ作ってる人たちがもう実世界から遊離した人たちですからね。 |
(河上P) そうですね、馬鹿なことに一生懸命な奴ばっかりで作りましたから。青木さんは、自分で好きなキャラはどれ?私、やっぱゴムーンかな。(笑) ネタとして面白すぎる!!キャラ立ちすぎ! | あかまる(主人公) |
ゴムーン(お友達) |
(青木) ぼくもゴムーン。はたからみてるとおもしろいけど絶対そばにいてほしくないやつ。クチボットもね、なんか不憫な感じが好き。 |
(河上P) ロボットをくちぼっとにしたのは、青木さんのアイデアだよね。「ロボットかと思ったら、ロが漢字の口(くち)ってどう?」って。ウケて即採用でしたね。あとは、青木さんのキャラクター使うのに、普通のゲーム作ったら意味ない!とか思って結構、細部までゆるくしたつもりっす。 |
(青木) 「ロボット」の「ト」を「ぼく」ってよんでもよかったかもね。「くちぼっぼく」。なんだかわかんねーや。 あのゲームは、ほんとバーチャル筋弛緩剤ですね。こっちもテストプレイしてて「河上さん頭大丈夫だろうか」と心配すること多々ありましたよ。(笑) 今日あってみたらやっぱちょっとヤバい。(笑) 脳の筋肉が、んなもんないけど、ゆるんでるよ。名前が結構どれも秀逸ですよね。「たっぽろ」とか「いに道楽」とかね。「いに」ってなによ、みたいな。 |
(河上P) 青木さんに心配される私って・・・。あんたも人のこと心配してる場合じゃないですから、肝に銘じるように。(笑) 他のタイトルで、ビシッっとかっこいいタイトルのディレクターやってくれてる伊東仁もスタッフロールは「伊東 イニ」っすよ。(爆)採用!イニ最高です! |
(青木) ギャル文字ですね。僕の友達で名が「功一」と言う男がいるんですが、本人おっさんのくせにギャルを標榜してて最近のメールの署名は「エカ一」になってます。「えかー」か?いや「こうりきはじめ」だったりして。(笑) |
(河上P) 「タッポロ」は私が子供の頃、「サッポロビール」が発音できなくて「タッポロ〜」と言っていたエピソードが元になっています。ヤバイ子ですね・・、IQ低そうです。 |
(青木) 幼稚園のときの同じクラスの子が「せんせい」と言えずに「てんてい」っていってたな。ちっちゃい子に「さ行」は発音しにくいのかもね。その子箸を握るように持って弁当食べてたけど河上さんもそうだった?つーか河上さんその子だった?。(笑) |
(河上P) 箸はちゃんと持ててたよ、いっしょにするなぁっ!せっかくだから、ウクレレ持ってきてるし、歌っとく? |
(青木)
え?いいの? 〜〜しばし歌ったりしていて対談中断〜〜しばらくお待ちください。〜〜
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くちぼっと(口ボット) |
(河上P) さってと、対談復活。キャラクター人気も出てきました。ユーザーの年齢や性別を問わないみたいですね、このキャラ。すごいです、嫌われないキャラで、こんなに個性的って。 |
(青木) ちょっと、オレの歌についてのコメントはないの?なんでひいてるの? | チワワ(住人達) |
スタネット(住人達) |
(河上P) はいはい、良かった良かった、感動です。いい歳こいて元気よすぎ、疲れた、もう。ほら、話を止めないのぉ!本題に戻ろうよ。 |
(青木) はいはい、戻ります戻ります。キャラについてはもう河上さんのプロデュースワークのなせる技ですよ、と持ち上げとくね、「Pの部屋」だし。でも正直僕の落書きみたいな絵からここまで話が広がってゲームになって、ほんと感動しました。小泉純一郎風にいうと「感動した!」。田中角栄風に言うと「まぁそのぉ」。 |
(河上P) ぎゃはは!でも、持ち上げなくてもいいんだけど、サンキュー♪京都弁訳の九條ネギオはねぇ、名前の出せない某社に勤める無料奉仕の人です。ギャラは「飲み代を1回奢り」で、「〆切り延ばしてもらっていいすか?」と言ってくれる良い人です。葱が好きなので、ペンネームはネギオっす。 |
(青木) おれこのあいだ京都にいったんですよ。6月の終わりだったけどすごく蒸し暑くてたまらんかった。いわゆるお寺周りとかじゃないことをしようと思って京大にいって学生のふりしてきた。京大の生協で「京大金太郎飴」っていうのをかってきたの。金太郎飴の「京大」版。なめたら頭よくなるかと思ってかってきたけどいまのところ効果なし。京大の構内にはさ「シンナー等吸引者による阻害を防止するために夜間の立ち入りを禁ずる」みたいな看板が立ってるのね。すごいよね、最高学府って。その「シンナー吸引者」ってネギオさんじゃないよね。 |
(河上P) うわ、その飴欲しいなぁ。でも、効果ないのかぁ。ちなみにネギオは阪大卒なので、京大とは関係ないから大丈夫。(ネギオ、暴露してごめん。)そうそう、京大と言えば、京大熊野寮の近くの熊野神社の並びに時価のソフトクリーム屋があって狂ったように美味しいの、知ってる? |
(青木) いや、知らないなぁ。おれ実は4年間京都住んでたことあるんだけど、なんにもしらないのね、京都のこと。まして狂ったアイスとか、わかんないです。 |
(河上P) 中井冷菓だっけかな。高いよ〜、1個1500円位を覚悟してください。人生観変わるほど美味いです。あと、生協と言えば、スケジュール手帳みたいのが、使いやすくて昔はよく使ってましたよ。実の兄貴に買ってきてもらってた。うちの兄も弊社の「マジカルファンタジスタ 完全版」っていうタイトルで無料奉仕で英語訳やってくれてるんだよ。便利〜♪ |
(青木) お兄さんはたしかT大卒ですよね!ってことはT大のスケジュール帳つかってたわけだ。「あたしT大よ」とかいって。この見栄っ張り!(笑) おれ、大学時代に生協かどっかから頼まれて生協で売るレポート用紙の表紙用とかで、今思うと情けなくなるような絵を描いたのね。20年ぐらい前ね。そのころうちの大学の生協いくとさ、おれの絵が表紙に描いてあるレポート用紙売ってたわけ。ところがさ、そのレポート用紙その後もずーっと売ってたらしくて、5年くらい前まではうちの大学の生協に置いてあったらしいのよ。オレの作品中ダントツのロングラン。(笑) いまはさすがにないみたいだけどね。21世紀だし。 |
(河上P) 青木さんも、違うT大じゃないすか。(笑) 私は自分の出身校で満足なので、T大とか言って人を騙してないです。生協って置いてる物、国立大は共通じゃないの?すごいじゃん、見たかったなぁ。すっげー、ロングランだね!じゃ、その勢いで今後、このゆるゆるキャラクターを使って、展開を考えます。(笑) ライセンスして欲しいっていう会社はカモ〜ンっす!G−modeに連絡ください!ほら、青木さんもここで、いっしょにお願いしようよっ! |
(青木) おねがいしますぅうう〜。まぁそのぉ。 |
(河上P) カクエーだ!(笑) あと、開発秘話か・・・。なんかあるかなぁ。朝のゴミ出しに起きれないのも私だ・・。うちのゴミ箱、超でかくしてますよ。捨て忘れてもOKなように。 |
(青木) あのキャラクターの生まれた過程に一人の顔の面積の大きい男の挫折があった、とかね(笑)。内輪すぎてわかりませんね。ちなみにぼくも朝のゴミ出し苦手。ゴムーンの名は皆さんお気づきのように明るい家族計画で必要なゴム製品ににてるから、というところからきてますがデザインした段階ではそんなこと考えてなかったのね。無意識に描いてたらあの形になった、と。そんなオレの無意識にこそゴムをしろ!みたいな。(笑) |
(河上P) ゴムは重要です!でも少子化問題の為には、するな!みたいな・・。(笑) あ、裏話、思い出した!青木さんの案が却下されたやつ。ゴムーンのしゃべり方のやつ。ゴムーンにもなにか会話上の特徴が欲しいって、不必要に音引きがはいる案あったじゃん。例えば、「あれ、あかまるじゃん。なんか用?」が「あーれ、あかまるーじーゃん。なんーか用?」ゴムがだらしなく伸びてる感じがでるかなぁとか、気温が上がるとどんどん音引きが増えてだらしないしゃべり方になってくるとか。あれは、容量食うので即却下でしたね。ほらね、青木さんもちゃんと脳みそ溶けてるから安心していいよ。(笑) |
(青木) そうそう、そんなこと言った。わすれてた。(笑) われながらいいアイディア!アイディアとかさ言ったら言いっぱなしで後で何言ったか覚えてないのね。垂れ流しちゃう。すごいこと思いついたとそのときは思ってるんだけどあとでそのことを忘れちゃうだよなー。 |
(河上P) あと、もう1つ裏話!縄跳びのミニゲームなんですが、初め50回飛べばよかったのね。ミニゲーム案自体はアシPのムラオ案なんだけど。実際にプレイしてみて、「これ、多くない?回数減らさないとつらいよ。」って言って次の瞬間に「煩悩の数飛ぶってのが、ネタとして面白いから108回にしよう。」って言って、「河上さん、減らした方がいいって言った数の倍以上になってますけど、いいんですか?」って言われた。(笑) もちろん「良い」って断言。笑いの為には、これ捨てられなかった・・。 |
(青木) あの縄跳びゲームした後、憑き物がとれたような感じがしたのはそのせいだったのか。でも、いったい何が憑いてたんだろう。それ考えたらこわくてね。 |
(河上P) じゃ、そろそろ長くなってきたので、しめましょうか。今日は、忙しい中、そんなアホな格好までして来てくれた巨匠に感謝します。いやぁ、本当に気さくです。これが青木さんの愛される魅力でしょうか。あ!もう1個思い出した!青木さんに「プレス用の青木さんのキャッチどうしましょうか?売りってどこかなぁ。」って青木さんに聞いたら「俺、売り、ない!」って。爆笑!一応、巨匠なんだから、ないって言うな。(笑) |
(青木) ない袖はふれん!(笑) まぁ売りあるとしたらこのウクレレとオレの歌声かな。っつーわけでもう一曲いい? | |
(河上P) いい加減、本当終わりにする・・。今日は、本当にありがとうございました! | |
(青木) マハロ〜。 |
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