事件【桜宮高2自殺】大阪府警、部員らへ本格聴取 体罰顧問の立件の可否判断2013.1.10 13:16

  • [PR]

事件

  • メッセ
  • 印刷

【桜宮高2自殺】
大阪府警、部員らへ本格聴取 体罰顧問の立件の可否判断

2013.1.10 13:16 自殺・自殺未遂
生徒が自殺した大阪市立桜宮高校=8日、大阪市都島区(沢野貴信撮影)

生徒が自殺した大阪市立桜宮高校=8日、大阪市都島区(沢野貴信撮影)

 大阪市立桜宮高校の男子バスケットボール部主将だった2年の男子生徒=当時(17)=が自殺した問題で、男性顧問による体罰について、暴行容疑を視野に捜査している大阪府警捜査1課は10日から、同部の部員や学校関係者への本格的な聴取を始める。

 自殺前日に行われた練習試合の様子や普段の練習など、顧問による体罰の実態を詳しく調べ、立件の可否を判断する。副顧問や市教委関係者からも順次事情を聴く方針だ。

 一方、桜宮高校などへの家宅捜索については「教育現場を無用に混乱させるのは避けたい。できるだけ任意で進めたい」とし、関係資料の任意提出を求めていくとしている。

 自殺した男子生徒は母親に「今日も30~40発殴られた」と、顧問による具体的な体罰を打ち明けていたとされ、府警は生徒の家族からも聴取し、部活動における体罰が暴行にあたるかどうか慎重に捜査する。

このニュースの写真

森知史(もりさとし)大阪市教育委員会事務局指導部高等学校教育担当課長の会見=8日午後、大阪市北区の大阪市役所(榎本雅弘撮影)

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2013 The Sankei Shimbun & Sankei Digital