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事件
【桜宮高2自殺】バスケ顧問、「体罰必要」「たたくことでよい方向に向かう生徒も」市教委が聞き取り詳細公表
2013.1.11 19:05
[自殺・自殺未遂]
大阪市立桜宮高2年でバスケットボール部主将の男子生徒=当時(17)=が顧問の男性教諭(47)から体罰を受けた後に自殺した問題で、市教育委員会は11日、昨年12月に実施した顧問への聞き取り調査の詳細を公表した。顧問は「右手と左手で、交互に平手でやった」と具体的な体罰状況を説明していた。
顧問は体罰抜きの指導をできなかったのか問われ「できたかもしれないが、たたくことでよい方向に向く生徒もいた」と説明。体罰は部を強くするために「必要だと思う」とも回答した。部内での体罰が常態化していたとみられる。
自殺した生徒には「(体罰が)厳しすぎた」とも強調していた。
生徒は昨年12月23日に自殺し、市教委は同28日午後に約1時間、顧問から聞き取り。自殺を公表した今月8日以降、市教委の説明は二転三転することが多く、この日の会見で「混乱させて申し訳ない」と謝罪した。
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