| ||
(31時間7分前に更新) |
台湾でCDデビューを果たした県出身者がいる。アジアにルーツを持つ4人組のダンスユニット、ASIAN4FRONT(アジアンフォーフロント)のリーダーで、那覇市出身のダンサー、TAKESHI(たけし)さん。昨年11月に発表したファーストアルバム「A4F」のPRなどで11日、沖縄タイムス社を訪れたTAKESHIさんは「台湾をはじめ、アジア全体と沖縄をつなぐ懸け橋になりたい」と意気込みを語った。(松田麗香)
TAKESHIさんは、11歳から沖縄アクターズスクールでダンスを学んだ。「沖縄だけにとどまらず広く活動したい」という思いから、21歳の時、家族旅行をきっかけに好きになった台湾に単身渡り、ダンス講師をしながらアーティストとしての活動を始めた。
台湾人の仲間とともに結成した8人組「ダンスフロー」で人気オーディション番組に出演、音楽会社にスカウトされ、台湾でデビュー。解散後、残った3人のメンバーにボーカル1人をを加えて「アジアン-」を結成した。
TAKESHIさんは「アジアン-」のミュージックビデオの企画や作詞を手掛けるなど、ユニットをトータルプロデュースする。「アジアで活躍するのが目標。僕らのステージを見て、沖縄に興味を持ってくれる人が増えるとうれしい」と話した。沖縄でのライブも計画中だという。