下地島空港にF15常駐検討 領空侵犯に対処

2013年1月14日 18時34分
(4時間41分前に更新)

 中国の航空機による尖閣諸島周辺への領空侵犯に対処するため、防衛省が宮古島市の下地島空港にF15戦闘機を常駐させる案を検討していることが分かった。現在の防空拠点となっている航空自衛隊那覇基地より尖閣に近く、警備態勢の強化を図る狙い。ただ同空港は自衛隊の利用を前提としておらず、調整が必要となる。政府関係者が14日、明らかにした。

 昨年12月に中国機が尖閣周辺の領空を侵犯した際、空自は那覇基地からF15戦闘機8機を緊急発進させたが、到着時には中国機は既に領空を出ていた。安倍晋三首相は今月5日、防衛省幹部らに領空・領海の警備態勢の徹底を指示。防衛省は具体策の検討に着手した。(共同通信)

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