名古屋市家族3人殺害 行方不明の長女、小牧市の山林で自殺
12日、愛知・名古屋市西区の住宅で、会社経営の男性ら3人が殺害されているのが見つかった事件で、行方不明だった39歳の長女が、小牧市の山林で自殺しているのが見つかった。愛知県警は、長女が3人を殺害後に、自殺を図ったとみて調べている。
廃寺の周辺で見つかった車から、さらに数百メートル離れた山中で、長女とみられる遺体が見つかった。
木にトレーナーをかけて、首をつった状態だったという。
遺体は、12日に長女の車が乗り捨てられているのが発見された現場から、数百メートル北の愛知・小牧市の山林で、13日午前11時ごろ、首をつった状態で見つかり、警察の検視の結果、自殺と断定した。
長女は、灰色のダウンコートにサンダルを履いていて、今のところ、遺書などは見つかっていないという。
名古屋市西区の不動産会社経営・早川澄雄さん(68)、妻・律子さん(64)、義母・静枝さん(84)の3人が殺害された事件では、同居していた長女が、12日から行方不明になっていた。
愛知県警は、長女が3人を殺害したあと、車で移動し、自殺を図った可能性が高いとみて、事件の全容解明を進める方針。