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劇物付着ソーセージで犬に被害1月9日 18時10分
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去年10月、千葉県栄町の公園で、落ちていたソーセージを食べたとみられる飼い犬が立てなくなり、警察がソーセージに付いた液体を鑑定したところ、劇物に指定された農薬と分かりました。
警察は、農薬の付いた食べ物が故意に置かれた疑いもあるとみて調べています。
去年10月、千葉県栄町安食台の「十王児童公園」で、近所の男性が散歩をさせていた飼い犬が突然、立てなくなり、動物病院で手当てを受けました。
公園内では、青い液体の付いたソーセージが落ちているのが見つかり、警察は、犬がソーセージを食べたとみて液体の成分を鑑定したところ、法律で劇物に指定された農薬と分かりました。
農林水産省農薬対策室によりますと、この農薬は、ラットの場合、致死量が体重1キログラム当たりおよそ30ミリグラムで、人が口にすると筋肉のけいれんなどを起こすということです。
また、購入する際には署名となつ印が必要だということです。
警察の調べによりますと、これまでにほかに農薬の付いた食べ物などは発見されていませんが、公園やその周辺では去年9月から10月にかけて5匹の猫の死体が見つかっているということです。
警察は、農薬の付いた食べ物が故意に置かれた疑いもあるとみて調べています。
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