陸自、離島奪還想定した降下訓練を公開

陸自第1空挺団の訓練で、輸送ヘリから降下する隊員=13日午前、千葉県の陸上自衛隊習志野演習場

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2013年1月13日 17時49分
(22時間17分前に更新)

 日本で唯一の落下傘部隊を持つ陸上自衛隊第1空挺(くうてい)団(千葉県船橋市)が13日、習志野演習場(船橋市など)で、侵入した敵から離島を確保する想定で降下訓練を実施し、一般公開した。

 空挺団は毎年1月に訓練を公開しているが、島しょ防衛のシナリオは初めて。沖縄県・尖閣諸島などをめぐり近隣諸国と緊張感が増す中、有事に備えたもので、中国メディアも取材に訪れた。

 訓練には海自、空自を含む約300人の隊員が参加。演習場内に島があると見立て、海自のP3C哨戒機が確認した後、艦砲射撃などで制圧したと想定。偵察部隊に続き、救命胴衣を身に着けた主力部隊が降下し、戦闘訓練を行った。(共同通信)

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