カグラザメ、世界初展示 沼津港深海水族館
(2013/1/12 09:19) 沼津市千本港町の沼津港深海水族館シーラカンス・ミュージアム(石垣幸二館長)が11日、深海魚のカグラザメの公開を始めた。
展示しているのは全長2・2メートルの雌。10日に駿河湾沖で水深約350メートルに設置した仕掛けに掛かっているのを引き揚げた。
カグラザメは水深200~2500メートルの深海に生息している深海魚で、エラが6対あるなど古代サメの特徴を残している。同館によると、水族館での展示は世界初という。
石垣館長は「館内の照明を消すなどして環境を整えた。長期間飼育できれば」と話した。
公開を始めたカグラザメ=沼津市の沼津港深海水族館
このほかの記事
関連記事を取得中...