2013年 1月 14日 笠岡で住宅火災　２人死亡 △▼ １３日夕方、笠岡市の住宅を全焼する火事があり２人の遺体が見つかりました。１３日午後４時頃、笠岡市西大戸の増成民子さん（７３）の住宅から火が出ているのを近所の人が見つけ消防に通報しました。火は木造の母屋と離れ、あわせて約２１０平方メートルを全焼し５０分後に消し止められました。この火事で母屋から女性の遺体が見つかったほか１４日午前、もう１人の遺体が見つかりました。増成さんは長男と次女の３人暮らしで、次女は逃げ出して無事でしたが火事の後、増成さんと長男の勝巳さん（５３）の行方が分からなくなっています。警察は遺体は増成さんと勝巳さんと見て身元を確認するとともに現場検証をして火事の原因を調べています。 岡山駅前のビジネスホテルで硫化水素自殺か ▲▼ １４日朝、ＪＲ岡山駅近くのビジネスホテルの一室で異臭がして宿泊客と従業員が避難しています。部屋からは男性の遺体が見つかりました。異臭がしたのは岡山市北区駅前町の「東横イン岡山駅東口」で１４日午前８時１５分頃、「９階の部屋から異臭がする」とホテルの従業員から消防に通報がありました。警察と消防が宿泊客約５０人と従業員を避難させているほか周辺の道路を通行止めにしています。異臭がする部屋を調べたところ風呂場から男性の遺体が見つかりました。硫化水素を発生させ自殺したとみられています。目やのどの痛みを訴えた人はいませんでした。ホテルはＪＲ岡山駅近くの映画館などが並ぶ繁華街にあり、一時、騒然としました。 寒稽古の締めくくり　鏡開き式 ▲▼ 柔道や剣道の愛好家が１年の精進を誓う新春恒例の鏡開き式が岡山市で行われました。これは今月８日から毎朝行われてきた寒稽古を締めくくるもので、５歳から８０代までの柔道と剣道の愛好家約３００人が参加しました。武道館には寒さを吹き飛ばすような力強い掛け声が響き渡り、総仕上げの稽古が行われました。参加者たちは今年１年の決意を新たに気迫あふれる技を掛け合っていました。このあと６日間の寒稽古に休まず出席した１３４人に皆勤賞が贈られました。岡山武道館では稽古を通して寒さを耐え抜く強い精神力を養ってほしいと話していました。 川相昌弘杯少年野球大会 ▲▽ 岡山市出身の元プロ野球選手で犠打世界一の記録を持つ川相昌弘さんが１４日、地元の少年野球大会に招かれ世界一の技術を披露しました。この野球大会は川相さんの犠打の世界一を記念して２００４年から開かれていて今年は岡山市と瀬戸内市の５つの少年野球チームから約８０人が参加しました。川相さんは試合前の始球式に登場し、切れのあるピッチングを披露しました。そして子供たちにバントを披露、世界一の技術で会場を盛り上げました。この後、子供たちは川相さんが見守る中全力でプレーしました。川相さんは今年、巨人のヘッドコーチを務めリーグ連覇を目指すということです。