ドスパラタブレット についてあれこれ・・・・・・
ということで、今回は正月の初売りでゲットしてきた 7インチAndroidタブレット
「 ドスパラタブレット 」
について、1週間ほど遊び倒してみた(魔改造含むw)のでそのレビュー的なことをしていこうかと思います。
※使用感については個人差がありますので参考程度でお願いします。
※記事に書いてあることを行った場合、メーカーの保障&サポートが受けられなくなる場合があります。
※記事の内容にて生じた損害等の責任は負いませんのであしからず。自己責任でお願いします。
正月の初売りで、寒い中「 2013円 」という格安で手に入れてきたドスパラタブレット。
通常価格も1万円を切るお手ごろ価格。なぜ、そんな価格なのかは後で説明するとして、
とりあえずこのクラス最強の機種は、ASUSの「 NEXUS 7 」なのですが、
すでに iPhone と 第3世代iPad 持ちの自分にとって、価格的に無理(最安値で2万5千切るぐらい)
かといって、初期不良&保障的な面でとっても不安な並行輸入品の中華タブレットはちょっと・・・・・
という穴を埋めるべく登場したような価格帯。評価できます。
友人には、
「 iPadあるのに今更買うの? 」
と何回も聞かれましたが、その答えは
「 手ごろな7インチAndroidタブレットが欲しかったから(´・ω・`) 」
さて、基本性能
GPS を搭載しないのでMAPApp等は微妙。Wi-Fi経由での位置情報になるのでズレがでます。仕様です。
Bluetoothの搭載もなしで、重量はNEXUS 7と同じ。
NEXUS 7との大きな違いは、microSDカードスロット装備ということ。
SDHC規格の32Gまで認識します。microSDカードは安価で入手できますので
ストレージ容量で不安になることはないかと。
画面はIPSパネル使用の光沢1024x600液晶。照度、視野角についても問題はないです。
唯一、タッチの精度は価格並みです。iPadのタッチになれた自分にとってはちょっと引っかかるところ。
あとWi-Fiの動作が少し不安定な点がマイナス要素というところでしょうか。
さて、内蔵Appになります。
基本的なApp(カメラ・動画再生・音楽再生)は最初からプリインストールされているので、
開封後すぐに普通に使えます。
・使い勝手のよさに定評のあるファイルマネージャApp「 ESファイルエクスプローラー 」
・多機能なタスクマネージャApp「 ESタスクマネージャー 」
・アプリをバイナリから一括インストールできるApp「 AppInstaller 」
等のユーティリティーAppも標準でプリインストール済。
日本語入力は、
Androidでは定番の「 Simeji 」を標準で搭載してます。
マーケットAppですが、AndroidOS搭載機種なのに「 Google Play 」非搭載になります。
その代わりですが、
「 Tapnow 」というマーケットAppが標準搭載になります。
※以下の記事について、ソレにより生じた損害に対しては責任を負いません。※
※間違った導入により、起動不可になる恐れがあります。※
※導入により、メーカーのサポート&保障の権利を消失する恐れがあります。※
※自己責任において導入をお願いします。分からないのならやらない!※
さて、問題なのが「 Google Play 」非搭載ということ。
習熟していない「 Tapnow 」だと肝心のAppが見つからない。
AndroidOSなので、セキュリティーApp導入しようかと思ってもキングソフトの試用版しかなかったり・・・・
ということで少し調べました。驚愕の事実が出てきましたw
・Ainol NOVO7 Crystalという機種のOME品ということ
・最初からRoot化済だということ
・Root化済みなので2~3個ほどapk導入ですんなりGoogle Playが動くということ
・・・・なんてもの公に売り出してるのよドスパラさんwww
日本で保障をつけた中華タブレット(だから価格が・・・w)はさておき
さすがにRoot化済はセキュリティー的に不味い気が・・・・w
でもさすがにそのままGoogle Play導入すると不具合も一杯ということがわかりました。
じゃあ~どうするか・・・・・・Ainol NOVO7 CrystalのOME品ということは分かったので
カスタムファーム導入で、まったく別物にしてしまおうということに。
AndroidOS搭載機種は基本Root化されていないので、人気機種はRoot化するためのカスタムファームが
ある時期から出回り始めます。NOVO7 Crystalも中華タブレットにしては高性能で使い勝手が良い為
カスタムファームが出回っています。
今回はその中から、安定性が抜群の「 CyanogenMod 」を導入してフルストア化していきます。
※CyanogenModの最新Ver.は「 10.1 」ですが、基本UIがタブレットUIじゃなくなってるので、「 10.0 」のラストビルドを使いました。
◎CyanogenMod 10 導入用ファイル一覧
・microSDカード ( 16G以上が望ましい。バックアップファイルが入るため )
・CWM ( CyanogenMod用インストール&リカバリーソフト )
DL:cwm-5.5.0.4-ubifs-20121026.rar
・カスタムROM(2012-12-20) - Last CM10 build -
DL:cm-10-20121220-UNOFFICIAL-elf2.zip
・Gapps(2012-10-11)
DL:gapps-jb-20121011-signed-ubifs.zip
・Compatibility zip
Crystal用( new batch )
DL:Ver.1.1
◎インストール方法
※事前にmicroSDカードはPC等で「FAT32」でフォーマットしてください
1.
cwm-5.5.0.4-ubifs-20121026.rar を解凍して
・u-boot.bin & uImage_recovery の2ファイルをmicroSDカードに入れます
2.
cm-10-20121220-UNOFFICIAL-elf2.zip & gapps-jb-20121011-signed-ubifs.zip を
ZipのままmicroSDカードに入れます。
3.
機種別対応の Compatibility zip を microSDカードにZipのまま入れます。
( crystal用は crystal_cm10_compatibility-1.1 )
※この時点でmicroSDカードには
・u-boot.bin
・uImage_recovery
・cm-10-20121220-UNOFFICIAL-elf2.zip
・gapps-jb-20121011-signed-ubifs.zip
・crystal_cm10_compatibility-1.1
の5ファイルが入ってる状態になります。
4.
本体にmicroSDカードをセットして、ボリューム(-)と電源を長押しして起動します
5.
CWMが起動するので、以下CWMにて操作します
◦電源:決定
◦ボリューム(-):メニュー下移動
◦ボリューム(+):メニュー上移動
◦戻る:メニュー上移動
6.
wipe data/factory reset
•「wipe data/factory reset」を選択
•「Yes - delete all user data」を選択
•「Data wipe complete.」と表示されれば完了です。
7.
wipe cache partition
•「wipe cache partition」を選択
•「Yes - Wipe Cach」を選択
•「Cache wipe complete.」と表示されれば完了です。
8.
cm-10-20121220-UNOFFICIAL-elf2.zip のインストール
•「install zip from sdcard」を選択
•「choose zip from sdcard」を選択
•「cm-10-20121220-UNOFFICIAL-elf2.zip」を選択
•「Install from sdcard complete.」と表示されれば完了です
9.
gapps-jb-20121011-signed-ubifs.zip のインストール
•「choose zip from sdcard」を選択
•「gapps-jb-20121011-signed-ubifs.zip」を選択
•「Install from sdcard complete.」と表示されれば完了です
10.
機種対応の compatibilitey.zip をインストール
•「choose zip from sdcard」を選択
•「crystal_cm10_compatibility-1.1」を選択
•「Install from sdcard complete.」と表示されれば完了です
11.
•「reboot system now」で再起動させます。
ということで、ドスパラタブレットは
「 NOVO7 Crystal の CyanogenMod導入タブレット 」
というまったくの別物になりました(´・ω・`)
YouTubeAppの不具合もなく最適に動作してます。
モデルを NEXUS 7に偽装 しているので、
Google PlayではNEXUS 7に対応しているAppであればDL可能となってます。
( カメラAppは実際に NEXUS 7専用 を使用してます。不具合ないです。 )
そんなわけで、長々とドスパラタブレットについて書いてきましたが
実態は、「 日本の皮を被った中華タブレットだった 」 というオチになりました。
ただ、OME元の商品の性能がコストパフォーマンスにすぐれて高性能だったので、
日本で公式に保障が効くという点と価格的にコストパフォーマンスを求める場合の有効選択肢になると思います。
まあ~ノーマル状態で不満を覚えたなら、今回みたいにカスタムファーム導入でまったくの別物にもできる
選択肢もあります。( さすが公式Root化済機種ww )
1万円以下で、日本内で公式に保障とサポートが付き意外と高性能。
そしていろんな意味で遊び倒せるタブレット。そんな評価になりました。
そしてうちのドスパラタブレットは
「 ShootingStar専用機 」
になりましたとさ。めでたしめでたし・・・・・・・・?
コメント:
だにえろ : 2013/01/12 (土) 15:27:58 修正