次期米財務長官の「奇妙な署名」話題に オバマ大統領もからかう「指名撤回しようかと思った」
2013.1.11 09:06更新
次期米財務長官に10日指名されたジャック・ルー大統領首席補佐官の署名が「奇妙で読めない」と、米メディアで話題になっている。財務長官の署名は紙幣に印刷されるだけに、オバマ大統領は記者会見で「指名を撤回しようかと思った」とルー氏をからかった。
ルー氏の署名は一見すると、円をぐるぐると並べた落書きのよう。オバマ氏は報道で風変わりな署名に初めて気付いたと述べ「米紙幣の価値を落とさないため」に、せめて1文字は判読できるようにするとルー氏が確約してくれたと語った。
米メディアによると、ガイトナー現財務長官もかつては読めない署名を使っていたが、紙幣に印刷されることを意識して変えたという。(共同)