所属部署 | 経営企画部門 組織担当 |
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入社年月 | 2009年 |
出身学部 | 法学部卒 |
会社は様々な組織や人で構成されており,その役割は異なりますが,それらが上手く連携しながら,一体となって業務を遂行していかなければなりません。
当社が営む電気事業においては,お客さまのもとへ電気を届けるまでに,発電,送電,配電,販売と様々な過程があります。経営企画部門 組織担当では,これら役割の異なる組織が最大限に力を発揮するために,どういう体制や役割分担であればよいか等,会社の業務運営に関する仕組みを考えています。会社全体に係る仕事であり大きな責任を感じますが,会社のあるべき姿の構築に携わることのできるやりがいある仕事だと感じています。
いかなる体制や仕組みであれば会社として最大限に力を発揮できるのかという命題に対して,何か一つの解答が決まっているものではありませんが,より効率的で,また,より多くのお客さまの声にお応えできる組織づくりを目指し,日々の業務に取り組んでいます。
印象深い仕事,それはまさに「今」です。
東日本大震災以降,電気事業を取り巻く経営環境は非常に大きく変化してきており,当社においても,事業運営を根本から見つめ直し,よりお客さまの視点にたった電気事業のあり方について考えています。そのような状況下において,組織機構や業務分掌といった会社の仕組みづくりに携わることができていることに,非常にやりがいを感じています。
当社の事業活動の基盤は,地域のお客さまからの信頼に他なりません。震災以降,お客さまの電気事業に対する関心は非常に高く,これまで以上にお客さまの声に真摯に向き合い,応えていかなければなりません。
そうした声に応えるべく,会社が今まで以上に一体となり最大限に力を発揮できるよう,全社最適な組織づくりを目指す中で,改めて社会のインフラを担う企業の責任の大きさに気付かされることも多く,社会とのつながりを強く実感しています。
会社の組織や仕組みを考えるうえで,いつも二つのことを意識しています。
まずは,社内の業務実態を詳細に把握することです。組織担当の仕事は,会社全体に係るものであるため,仕事を進めていく前提としてそれぞれの部署の業務について理解しておく必要があります。
もう一つは,必要な専門知識の習得です。組織のあり方を検討するには,「会社法」等の法律の知識をはじめとし,「コーポレート・ガバナンス」など専門的な知識が必要となります。
この二つを常に意識し,自分自身のバックグラウンドとして蓄えるとともに,論理的に物事を考えることができるよう心がけ,自分自身の力で答えを導き出すレベルに到達することを目標にして,日々取り組んでいます。
就職活動中は,膨大な情報の中で迷い,ついつい頭の中で難しく考えてしまいがちです。しかし,そんな時は,まず行動してみてください。
私自身も,あれこれ考えるよりは,志望の業界以外も含め,とにかく積極的に足を運び,一社でも多くの会社の説明会に参加して,そこで働く社員の方と話をしました。自分の目で見て,耳で聞いたことは,納得して判断することができ,自ずと自分のやりたいことの発見に繋がりました。
就職活動は,様々な仕事や企業,人との出会いを通じて成長できるチャンスです。フットワークを軽くして,良いことも辛いことも何事も経験と前向きにとらえて,後悔のないよう積極的にチャレンジしてみてください。