避難者の車にペンキ いわきの仮設、ガラス割られる被害も
いわき市の仮設住宅4カ所で8日夜から9日朝にかけ、敷地内に止めてあった車計7台がガラスを割られたり、ペンキを掛けられたりする被害に遭ったことが12日、分かった。被害届を受けたいわき中央、いわき東両署は器物損壊事件として調べている。
両署などによると、被害車両は広野町の高久第4仮設住宅で2台、楢葉町の高久第8仮設住宅で2台、高久第9仮設住宅で1台、大熊町の小名浜上神白団地仮設住宅で2台。高級車などが狙われたという。
同市では昨年末に市役所など公共施設3カ所で被災者を中傷する落書きが見つかっている。各町や住民によると、市内の広野、楢葉両町の仮設住宅や双葉町民が暮らす南台仮設住宅でも昨年、タイヤのパンクや車のボディーに傷が付けられていたなどの被害があったという。
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