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ひふみ祝詞についての解説

ひふみ祝詞についての解説 2010年01月05日11:46
先日の日記「『ひふみ祝詞』は日月神示の核心的な部分」で、ひふみ祝詞は意味を知らなくても、ただ唱えるだけでよい、と述べました。

ひふみ よいむなや こともちろらね しきる
ゆゐつわぬ そをたはくめか うおえ にさりへて
のますあせゑほれけ

正式には、軽く拍手を打ちながら、三・五・七、三・五・七のリズムに区切り、最後の「ほ」と「れ」だけ一字分長く伸ばします。

一音々々が言霊であるから、声を発するだけでも言霊エネルギーが宇宙に響きわたるのだと思います。


ただ、ご参考までに、小林美元氏が著書「古神道入門」(評言社)で分りやすく『ひふみ祝詞』を解説をしていましたので紹介します(再)。

「ヒトフタミヨイツムユナナヤココノタリモモチヨロズ」という古代の言葉がありますが、これを省略して一から十まで古語で言いますと、「ヒフミヨイムナヤコト」ということになります。

宇宙間の、地球上の事象をとらえてヒフミヨイムナヤコトと称しているわけですが、

ヒというのは燃える火、
フというのは風です。
火が起きれば風が吹きすさんでくる。

ミというのは木の実、人間の身、生きるもの、これらはすべてミといいます。

ヨというのは、世の中にあらわれてくる。

イというのは生命力が出(い)ずること、このように一語一語がそれぞれの意味をもっています。

ヒフミヨイムナヤコトのはじめのヒと、十番目のトを合わせたのがヒトです。

こういう自然の営みのなかでヒトというのが一番神に近い存在として、神さまの御心のままに出現してきた生物であるから、それをヒトと称しています。
だから古語では男の子をヒコといい、女の子をヒメといいます。

ヒメというのは、木の芽のメ、あの人もようやく芽が出たねとか、ひどい目に遇うとか、メというのは生命力が発現してくるようで、生命を産む力のある人、こればメです。

ヒコとヒメとを合わせてこれをヒトといいます。

ヒフミヨイムナヤコトの後にもっと長く続くわけですが、
コトの次は百(もも)のモ、
千はチ、
万はよろずのロです。

ヒフミヨイムナヤコトモチロラネシキルユヰツワヌソヲタハクメカウオエニサリヘテノマスアセヱホレケン、これで48文字の古語の太(ふと)祝詞になりますが、こういう祝詞も昔はすべての家で唱えられていました。

これは天津祝詞(あまつのりと)の「太祝詞(ふとのりと)」といって古神道の重大な伝承ですが、惜しむらくは現代ではもうすでに言葉もその意味も忘れ去られようとしています。

この祝詞を毎日実行しているのは大和の天理の石上神宮と愛媛県大三島の大山祇(おおやつみ)神社のほか数社のみになりました。いつも出雲大社はこれが文字版として残されています。

私は子供のころから、おじいちゃんやおばあちゃんに教えられて、この太祝詞を唱えていました。朝、目が覚めて顔を洗ったら、すぐさま庭に降り立ってお天道さまを拝します。

その次はヒフミヨイムナヤコトモチロラネ・・・・・とお唱えして太陽のエネルギーをいただく。
生命の根源を養育する太陽の光と熱をいただくことは、人間として普遍的に地球上の人類すべてに伝えていくべき大事なことがらと思います。
太古以来、これを「日拝」の行事として伝えてきました。



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